原文入力:2011/06/02 23:03(1106字)
オム・ジウォン記者
住居問題懇談会…オ市長、半額授業料に反対 明らかにし
学生たち "部屋代上がって苦痛…根本的解決法ではない"
オ・セフン ソウル市長が2日、再開発・ニュータウン地域に大学生用賃貸住宅を拡大するなどの方法を通じて地方出身大学生の住居問題を解決していくと明らかにした。しかし学生たちは‘頭隠して尻隠さず'式対策だとし根本的な解決法を要求した。
貸間、下宿など大学生の住居問題を主題にソウル、西大門区、延世大学校で開かれたこの日の懇談会には住居問題解決のための大学生で集いである‘ミンタルペンイ(なめくじ)ユニオン’等、学生50人余りがオ市長と激論を行った。
オ市長はこの席で「再開発賃貸住宅、多世帯住宅買い入れ事業、老朽多世帯再建築、ニュータウン事業などの方案を通じて今年 379世帯、824部屋を大学生に供給する」と明らかにした。ソウル市はすでに部分賃貸型アパートをソウル中央大学校正門前の黒石ニュータウン6区域に34軒作っている。部分賃貸アパートは世帯内の連結された部屋に別に玄関ドアを設置し独立したワンルーム形態で借家人に貸切・家賃方式で賃貸できる。
オ市長は「延世大と近い阿峴(アヒョン)ニュータウン、カジェウル ニュータウンなどにも財政・行政的誘引策を通じて部分賃貸住宅を供給するようにする」と明らかにした。彼は大学寄宿舎拡充と関連しては「学校が寄宿舎を作る場合、市有地を安い鑑定価格で提供したり融資を支援する方案を考慮する」と説明した。
だが、この席に参加したパク・アルム(延世大・政治外交学科4年)氏は「ソウル市がニュータウンを推進し市内地価が暴騰したために大学周辺の部屋代、下宿費も同伴値上げされ、数千、数万人の学生たちが苦痛を受けている状況で、賃貸住宅を数百世帯供給するということは、話にならないほど足りなくて、頭隠して尻隠さず式の対策」と批判した。
一方、オ市長は懸案である半額授業料に対する立場を聞く質問に対し 「高等学校義務教育も実施されていない状態で、大学授業料を支援するのは早すぎる」として否定的態度を明らかにした。オ市長は「予算は徹底して優先順位に基づく配分が重要だ」と明らかにし「半額授業料が今、最優先順位であるかは社会的議論が必要だ」と話した。
オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr
原文: 訳J.S