本文に移動

ハンナラ 半額授業料‘成績 B 以上’制限 論難

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/480236.html

原文入力:2011-05-29午後07:17:22(908字)
不良大学 在学生も除外 推進

アン・チャンヒョン記者、イユ・チュヒョン記者

ハンナラ党が‘半額授業料’支援対象の基準を‘平均成績 B 以上’と定め、‘不良大学’在学生には支援しない方案を検討しており論難が予想される。野党圏と市民団体側は「低所得層の現実を無視する処置」と批判した。

キム・ソンシク ハンナラ党政策委副議長は29日 「国家奨学金支援対象基準を平均成績 B 以上と定める方案を考慮している」として「平均成績 Bならば全体の75%に該当し、大学生にも最小限の道徳的責務を注文すること」と話した。彼はまた「いわゆる不良大学に対しては奨学金を与えず徐々に構造調整がなされるようにする方針」とし「今でも最低教育環境の私立大17ヶ所が就職後授業料償還制(ICL)の恩恵から除外されている」と話した。

これに対してパク・ヨンソン民主党政策委議長は「アルバイトなどで成績が良くなれない所得下位階層の学生たちにはもう少し余裕を与えなければならず、不良大学の在学生にも一時的にでも授業料恩恵を与えなければならない」と話した。民主党内では‘平均C単位以上’を基準とする方案を検討しており、具体的な方案は7月頃に出す方針だ。

市民団体は低所得層大学生の5分の1程度が成績未達などで奨学金恩恵を受けられずにいると指摘した。参与連帯の統計によれば、2008~2010年基礎生活受給権階層と次上位階層の大学生が27万7290件の‘国家奨学金’申請をしたが、5万7610件が成績基準(B)未達などで脱落した。

アン・ジンゴル参与連帯民生希望チーム長は「貧困層の大学生は厳格な相対評価制の下で低い成績を受ける可能性が高い。成績を上げるためにも恩恵基準を低くし支援範囲を増やさなければならない」と話した。

アン・チャンヒョン、イユ・チュヒョン記者 blue@hani.co.kr

原文: 訳J.S