原文入力:2011-05-30午前12:42:06(948字)
在米ブロガー アン・チヨン氏、米国防文書 公開
キャンプ キャロル廃棄物、キャンプマーケットで処理明示
イ・ヒョンソプ記者
駐韓米軍が1980年頃‘他の地域で処理した’と最近曖昧に明らかにした慶北、漆谷郡のキャンプ キャロルから掘り出した枯れ葉剤汚染土はどこへ行ったのだろうか。 その端緒を知りうる資料が発掘された。
在米ブロガー アン・チヨン氏が27日、自身のホームページ‘シークレット オブ コリア’に公開した米国国防部の‘米8軍と駐日米軍などの危険廃棄物 最小化方案’を見れば、キャンプ キャロルで発生した有害廃棄物である‘汚染土’は仁川、富平のキャンプ マーケットに移して処理していると明示されている。この文書は1991年に作成された。
文書にはこの汚染土が軍用機再塗装のために既存塗料を剥ぐ際に使ったものとされている。すなわち枯れ葉剤汚染土とは関連がないこともありうる。 だが、キャンプ キャロルで発生した汚染土がキャンプ マーケットに運ばれているということは確実なだけに、枯れ葉剤に汚染された土もそちらに運ばれた可能性が非常に高いと解釈できる。文書ではキャンプ キャロルで発生する汚染土を毎年100t程度と推算している。
スティーブ ハウスなど前駐韓米軍将兵が1978年にキャンプ キャロルに枯れ葉剤‘エージェント オレンジ’をドラム缶ごと埋めたと証言した後、駐韓米軍は自主調査を行い、1979年から1980年の間にこれらの物質と汚染された土 40~60tをキャンプ内から除去し他の地域で処理したと明らかにした経緯がある。したがって枯れ葉剤に汚染された土がどこへ行ったのかは謎として残っていた。アン・チヨン氏は 「キャンプ キャロルからキャンプ マーケットへ移送された土が果たして枯れ葉剤と関連があるのか精密調査が必要だ」と強調した。 イ・ヒョンソプ記者 sublee@hani.co.kr
原文: 訳J.S