原文入力:2011-05-27午後09:33:29(1009字)
大統領選挙連帯・対北韓問題‘平行線’
合党日程絡まり…展望 不透明
イ・ジウン記者
民主労働党と進歩新党の統合議論が‘泥沼’に嵌った。両党は最終合意期間として定めた26日に会い、27日明け方まで15時間にわたり交渉したが追加日程さえ決められないまま合意に失敗した。
ソウル民主労総会議室で進行された‘進歩大統合と新しい進歩政党建設のための進歩陣営代表者連席会議’の障害物は、大統領選挙連帯問題と対北韓問題だった。二党は新しい進歩政党の大統領候補が「完走することを基本原則とする」ということで合意したが、他の野党との選挙連帯議論が進行される場合どうするかを巡り異見を示した。民主労働党は「価値連帯に基づかなければならない」という主張をした反面、進歩新党は「価値連帯を前提に推進されなければならない」と主張した。一見 差がないように見えるが、民主労働党は具体的政策を‘前提’とする場合、連帯議論で選択の余地が狭くなることを憂慮している。進歩新党は政策連帯を確実にしなければ連帯の名分を得ることはできないと見ている。民主党、参与党との選挙連帯や統合可能性に対する見解の差を見せたわけだ。
両党葛藤の根強い原因である対北韓問題についても異見を狭めることはできなかった。進歩新党は「北韓の3代世襲と人権問題に批判的立場を堅持する」という字句を要求したが、民主労働党は 「6・15精神により北の体制を認め北を平和と統一のパートナーとして尊重する」とするよう対抗した。「北韓の権力継承問題に対し批判的立場があったりもするが、その問題は北韓が自ら決めなければならない問題であることも認める」という仲裁案まで出てきたが、両党は平行線を走った。
この日の合意失敗により今後の統合日程もよじれた。民主労働党は来月17日、進歩新党は26日に各々全党大会を開き、党員たちに統合追認を受ける計画だった。両党は共に「統合のために最後まで努力する」と明らかにしたが、統合の展望は不透明だ。ただし、統合が決裂手順に入ると見るにはまだ早い。両党にとって負担があまりにも大きいためだ。 イ・ジウン記者
原文: 訳J.S