原文入力:2011-05-18午後08:53:26(796字)
中国から小麦粉送る…政府 "国外物資には法適用できず" 困惑
パク・ビョンス記者
宗教団体が政府の承認なしに対北韓食糧支援に出て政府が困惑している。中国を迂回して支援したために法的制裁が難しく、ややもすれば南北交流を制限する5・24措置の実効性に一部分 穴が生じかねないためだ。
韓国キリスト教教会協議会(NCCK)関係者は18日「今日 中国、丹東から小麦粉172トン(1億ウォン相当)を北韓、新義州に送った」とし「まもなくモニタリング要員も北に入り分配透明性を確認する計画」と話した。政府が5・24措置以後、民間団体の対北韓食糧支援を幼児脆弱階層に制限し、中国のキリスト教非政府機構である愛徳基金会を通じて現地で小麦粉を購入し北韓に送った。
南北交流協力法は南北間物品の搬出・搬入の場合、品目、取り引き形態および代金決済方法などに関して統一部長官の承認を受けるよう規定している。この間、政府が民間団体の対北韓支援にブレーキをかけたのも、この承認権に基づくものだ。
しかし、今回の対北韓支援は国内でなく海外からなされたものなので南北交流協力法の適用対象にならない。統一部当局者は「海外物資が北韓に入ることは承認対象でないと理解している」とし「民間団体がこのように巧妙に法の網を避け政府政策を無力化することは問題」と話した。
問題は今後も国内民間団体がこのように迂回支援をする場合、遮断する妙案がないということだ。韓国キリスト教教会協議会関係者は「今後、国内民間団体と協議し中国等を通じた対北韓支援を拡大していく方針」と話した。
パク・ビョンス先任記者
原文: 訳J.S