原文入力:2011-05-10午後06:01:37(892字)
10日午前 遺体で発見…心筋梗塞 推定 "会社の約束信じ大変な生活に耐えてきたが…"
ホ・ジェヒョン記者
双龍自動車から構造調整された労働者1人が再び亡くなった。
双龍自動車労働組合は10日 「双龍自動車を2009年に希望退職したカン・某(45)氏が10日午前10時45分頃、京畿道、平沢市、松炭工団にある双龍車の下請け業者H精工の休憩室で遺体で発見された」と明らかにした。
カン氏は2009年、双龍車を退社した後、1年ほど仕事場が見つけらず2010年5月から双龍車の下請け業者で仕事をしてきた。正確な死亡原因は明らかになっていないが以前に亡くなった双龍自動車労働者と同じく心筋梗塞で亡くなったと推定される。
亡くなったカン氏を発見した職場同僚は「カン氏が目まいを感じ作業を中断して休憩室で休んでいたが、ついに起きることができなかった」 と警察に述べた。カン氏事件を調査している平沢警察署関係者は「他殺跡が全くなく心臓側に異常があって亡くなったものと見られる」として「11日に解剖検査を通じ正確な死亡原因を調査する計画」と明らかにした。
退社後、失業者として過ごした1年間、カン氏が深刻な生活苦を経験したと労働組合は伝えた。イ・チャングン双龍自動車労働組合企画室長は「双龍車希望退職者2200人余りが退社を決めたのは会社が正常化した時に優先採用するという約束を受けたため」とし「カン氏は会社の甘言約束だけを信じ大変な生活に耐えてきて被害に遭った」と主張した。カン氏が亡くなり2009年双龍自動車から構造調整された労働者と家族の中の死亡者は15人に増え、今年だけすでに4人目の死亡者だ。
カン氏は夫人と一緒に暮らしており、子供はいないという。
ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr
原文: 訳J.S