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“恥ずかしい三つ…残念に思う”

原文入力:2009-02-19午後10:59:34
イ・ダルゴン 行政安全部長官候補 聴聞会
二重所得控除・社外重役規定違反・論文重複掲載

イ・ジョンエ記者チェ・ヘジョン記者カン・ジェフン記者

←イ・ダルゴン行政安全部長官候補者(左側写真)が19日午前、国会行政安全委で開かれた人事聴聞会でチェ・キュシク民主党議員がイ候補者の借用証書類写本を掲げて見せて質問する間、困惑した表情を浮かべている。 カン・ジェフン選任記者khan@hani.co.kr

国会行政安全委員会は19日イ・ダルゴン行政安全部長官候補者に対する人事聴聞会を開き、候補としての資質と適格性,道徳性を問い詰めた。

特に、この日の聴聞会ではイ候補者が2000年に自身の妻の母と義理の兄弟に2億ウォンを貸し借りしたという借用証が‘にせ物’であり、贈与税脱漏疑惑があるという主張が出てきた。

民主党カン・キジョン議員はイ候補者が韓国地方行政研究院長,ソウル大行政大学院長時期の公職者財産申告時は義理兄弟と妻の母に2億5千万ウォンを貸したと申告し、国会議員当選直後(2008年5月)には2億ウォンを貸したと申告したとし、“二つのうち一つは虚偽で申告したもの”と問題を提起した。同党のチェ・キュシク議員は借用証が作成された2000年8月17日にはイ候補者が講義と研究のため米国を訪問中であったという出入国記録を提示して「2億ウォンを(義理兄弟などに)贈与して贈与税4千万ウォン余りを脱税するために借用証を操作したもの」と批判した。

この他にもキム・ユジョン議員はイ候補者がソウル大社外重役指針規定に違反して民間会社で勤めた点と、この時の所得を勤労所得税でなく事業所得税として申告した理由を問い質した。またキム・ヒチョル議員は「イ内定者がソウル大行政大学院教授として在任した2006年1月に発刊した‘政策事例研究’という本の内容と、その年の11月中央教育院研修院から研究用役を受けて作成した用役報告書の内容がほとんど一致する」として報告書の‘かけはぎ’を問題にした。

イ候補者は民主党議員らが提起した疑惑の大部分を認めたが、一部は否認した。イ候補者は「生きてきて,恥ずかしいことは何か」というハンナラ党キム・ソナム議員の質問を通じて「恥ずかしいことは三つ」として△家族間の二重所得控除を受けて法に違反したこと△所得税処理を企業に任せソウル大社外重役規定に100%合うように処理できなかった点△自身の文を若気の至りで過度に活用し現在のような高い水準の厳格な学者的・倫理的基準を堅持できなかった点だと話した。だが借用証虚偽作成と贈与脱漏疑惑に関しては「以前から分けて何回も貸したものを整理して義理兄弟から債務に関連した証書を受け取ったもの」と解明した。イ・ジョンエ,チェ・ヘジョン記者hongbyul@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/339870.html

原文: 訳J.S