原文入力:2011-04-28午前12:38:18(1431字)
江原道でもチェ・ムンスン候補 余裕で当選
ハンナラ 野党と正面対決 3ヶ所中1ヶ所だけ‘体面繕い’
キム・ドヒョン記者
←4.27再補欠選挙日の27日夜、ソウル、永登浦の民主党事務所でパク・チウォン院内代表をはじめとする党指導部(上)と汝矣島のハンナラ党舎でキム・ムソン院内代表をはじめとする党指導部が開票放送を見守っている。京畿城南、盆唐乙でソン・ハクキュ候補がハンナラ党カン・ジェソプ候補より優勢を示しているという放送会社の出口調査を土台とする報道に対し、パク院内代表をはじめとする民主党党指導部が歓呼しキム・ムソン院内代表をはじめとするハンナラ党指導部が深刻な表情をしている。 ニューシス
4・27補欠選選挙で執権与党ハンナラ党が予想を越える惨敗にあった。これに伴い、李明博大統領は執権後期の国政運営に大きな支障をきたし権力漏水現象が加速化されるものと見られる。
ハンナラ党は野党と正面対決を行った3ヶ所中、金海乙1ヶ所だけで勝ったが、残る2ヶ所では敗北した。民主党は江原道知事と城南盆唐乙で勝利し、野党圏単一候補地域の順天では民主労働党候補が初めて湖南地域国会議員を輩出する快挙を成し遂げた。民主労働党は国会議員だけなく区庁長1人(蔚山東区庁長)と道・基礎議員 々1人(慶南巨済、京機安城市)を当選させる躍進をおさめた。
28日深夜12時、中央選管委による開票完了の結果、接戦が予想された江原道知事選挙でチェ・ムンスン民主党候補が51.08%(29万3509票)の得票率を獲得し、46.56%(26万7538票)を得たオム・ギヨン ハンナラ党候補を余裕で押しのけ当選した。投票日終盤まで世論調査で10%以上遅れをとっていると調査されていたチェ候補は、隠れ野党票を引き出した上に終盤のオム候補側の電話部隊を動員した不法選挙運動疑惑事件に火がつき予想外の楽勝をおさめた。
前・現職与野党代表の対決で関心を集めた城南盆唐乙でも、ソン・ハクキュ民主党候補(民主党代表)が51.0%(4万1570票)を得て、48.31%(3万9382票)にとどまったカン・ジェソプ ハンナラ党候補を押えて当選した。ソン候補は伝統的に与党の票田に分類されてきた地域に出馬するという賭けに出て勝利することにより、野党の大統領選挙候補競争構図で有利な高地を占めることになった。
全南、順天市選挙区では野4党連合候補である民主労働党のキム・ソンドン候補が30.24%(3万313票)の得票率を得て21.72%(1万8172票)に留まったチョ・スンヨン無所属候補を抜き楽勝し国会議員バッジをつけることになった。
金海乙選挙区ではキム・テホ ハンナラ党候補が51.01%(4万4451票)で48.98%(4万2728票)を得た野党単一候補の国民参与党 イ・ポンス候補(48.98%)を抜き当選し、与党の体面を守った。野党の有力な大統領選候補の1人であるユ・シミン国民参与党代表は‘親盧の本拠地’で敗北したことにより大統領選挙レースに支障をきたすものと見られる。
キム・ドヒョン先任記者/ツイッター@aip209
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/475300.html 訳J.S