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"芸能人 私生活を守ることが罪なのか"

原文入力:2011-04-24午後10:20:14(1676字)
チョ・グク "公的素材ではない"
チン・ジュングォン "本人の好みの問題"

イ・チュンシン記者

←‘ソ真要ドットコム’

ソ・テジ-イ・ジア‘魔女狩り注意報’
歌手ソ・テジ(39・本名 チョン・ヒョンチョル)と俳優イ・ジア(33・本名 キム・サンウン)の秘密結婚と離婚、慰謝料・財産分割請求訴訟の後暴風が続いている。特に一部のネチズンがイ・ジアの個人身上情報を過度に暴くなど、インターネット‘魔女狩り’まで広がる兆しを見せ、チョ・グク ソウル大教授と文化評論家チン・ジュングォン氏までがツイッターに文を載せ自制を要求して出るなど今回の事態が社会的論難として拡散している。

‘ソ・テジに真実を要求します’の略語である‘ソ真要ドットコム’(www.seojinyo.com)とイ・ジアが誰かを明らかにする‘イ・ジア ドットコム’(www.lee-zia.com)を開設したネチズンは、ソ・テジとイ・ジアの過去の行跡とマスコミ記事などをこれらのホームページに続々と上げている。その上。ソ真要ドットコムとイ・ジアドットコムには商業広告までつけられ、一部ネチズンが芸能人の私生活を利用して金儲けをしているという非難も起きている。24日には1分当たり平均1000人を越えるネチズンがこれらホームページにリアルタイムで接続し、悪性コメントなどを上げた。 イ・ジアの場合、小学校の卒業写真、隠された家族関係など この間知られていなかった私生活と関連した内容がインターネットに広がっている。

←‘イ・ジア ドットコム’

このようにネチズンたちの‘身上はたき’(個人身上情報公開)が相次ぎ、チョ・グク ソウル大法学専門大学院教授は23日、自身のツイッターに文を載せ "ソ・テジとイ・ジアの結婚、離婚、財産分割は私的な問題であり公的関心を注ぐ素材ではない" とし厳しい忠告を与えた。チョ教授はまた "イ・ジアがチョン・ウソンと付き合っている時、離婚経験があることを明らかにする法的義務はないが、道義的義務はある" として "(イ・ジアを)非難できる人はチョン・ウソンしかおらず、非難するかどうかもやはりチョン・ウソンが判断する問題" と指摘した。

文化評論家 チン・ジュングォン氏も自身のツイッターに "ソ・テジとイ・ジア、道徳的・倫理的に何の問題もない" として "私生活を公開するかやめるかは本人たちの好みの問題" と書いた。彼は "‘イ・ジア ドットコム’とか‘ソ真要’とか、こういうものが作られたというが、何かの捜査隊にもなったかのように 公開を望まない他人の私生活を暴くのは何の目的もない行為" と批判した。

他の専門家たちも犯罪行為を犯したのでもないのに単に公人という理由だけで、私生活を公開しないことに対し非難され私的情報が無差別に知らされることに対して警戒した。イ・テククァン慶煕大教授(英文学)は「ソ・テジが沈黙している理由は私生活の方がより重要と考えるため」とし「一部ネチズンがタブローに続きソ・テジとイ・ジアを犠牲の羊とするまた別の形の魔女狩りを行っている」と話した。

一部では今回の事態が神秘主義を追求した芸能人と芸能人の私生活をシャープに知りたい大衆間の衝突か起きたために、ソ・テジやイ・ジアが‘関係者が問題解決’次元で真実を明らかにしなければならないという指摘も出ている。

クァク・クムジュ ソウル大教授(心理学)は「ソ・テジとイ・ジアがこの間、私生活を徹底的に隠してきたために、大衆が知りたいと思う欲求を十分に充足させることが出来なかった側面がある」として「当事者が公開的に意思表明をすることも問題をはやく終える方法」と話した。

イ・チュンシン記者 cslee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/474581.html 訳J.S