原文入力:2011-04-22午後09:52:37(977字)
ファン・ボヨン記者
月齢30ヶ月未満が確認されていない米国産牛肉で作ったソーセージとハムが大量密輸され全国に不法流通していることが明らかになった。
関税庁は22日、月齢30ヶ月以上でないことが確認されていない米国産牛肉が含まれたソーセージとハム16万点(6億ウォン分相当)を密輸し不法流通させたチョン・某氏とキム・某氏を検挙したと明らかにした。
本来、米国など狂牛病発生国家から輸入する牛肉含有加工食品は牛の月齢が30ヶ月未満で屠殺場所と加工場所が明記された輸出検疫証明書を添付して初めて国内に持ち込むことができる。だが、彼らはヘアーシャンプーの輸入を装い、税関に申告して包みの外側にはシャンプーを、内側にはソーセージとハムを入れるいわゆる‘偽装手法’で製品を密輸入した。狂牛病発生率の高い30ヶ月齢以上 米国産牛肉が含まれているか否かは全く確認されないままに税関を通過したわけだ。
密輸入された米国産ソーセージとハムは大部分がソウル、南大門市場の輸入品卸売商を通じ全国に流通したと関税庁は説明した。関税庁は流通した製品を回収するために京仁地方食品医薬品安全庁にこういう事実を通知したが、現実的には回収が容易でない状況だ。2008年1月から今年2月まで3年余りの間、密輸入がなされ相当数がすでに消費されたと推定される上に現在市中に拡散したソーセージとハムを摘発することも侮れないためだ。
関税庁は正常に輸入された製品に必ず付着していなければならないハングルの製品説明表示がない米国産‘リビー’(LIBBY)ウインナーソーセージと‘スパム’ハムは税関検疫を経なかった密輸品である可能性が高いと説明した。密輸入された規模はウインナーソーセージが2万点、スパムが14万点だ。今回捕まった密輸業者は米国産ハムとソーセージの他にもセントルムとオートミールなどの医薬品および健康機能食品15万点も不法に流通させていたと調査された。 ファン・ボヨン記者 whynot@hani.co.kr
原文: 訳J.S