原文入力:2011-04-15午後08:20:59(894字)
ノ・ジョンミョン "受け入れられない" 上告意向
ファン・チュンファ記者
ノ・ジョンミョン前労組委員長などYTN労組核心幹部3人の解任措置は正当だという裁判所判決が下された。これら幹部たちは2008年10月、李明博大統領の選挙キャンプで言論特別補佐官を務めたク・ボンホン氏が社長に選任されるや出勤を阻み社長室占拠籠城を主導したなどの理由で解任され、1審では不当解雇である旨の判決を受けた経緯がある。
ソウル高裁民事15部(裁判長 キム・ヨンビン)は15日、ノ前労組委員長とヒョン・ドクス非常対策委員会組織委員長、チョ・スンホ労組公正放送点検団長など組合員20人が会社を相手に起こした懲戒無効確認請求訴訟控訴審で「ノ氏とヒョン氏、チョ氏など3人の懲戒は正当だ」と判決した。裁判所は「言論として独立と政治的中立を維持するために職員は個人的な意見表明と主義追求などはできるが、ノ前委員長らは株主総会と理事会の手続きを妨害するなど許容できる範囲を越え経営権に不当に介入した」とし「これは社会通念上、雇用関係を継続できないほどの懲戒解雇理由に該当する」と明らかにした。
裁判所は3人と共に解雇された他の労組員3人は加担回数や程度が比較的軽い点を挙げ1審同様、懲戒無効と判決した。また、停職や減給などの処分を受けた14人の組合員には懲戒が正当だとし 会社の手を上げた。
これに対しノ前委員長は「予想できなかった結果で心情的に受け入れがたい」とし「判決文を確認した後、立場を明らかにする」と話した。ノ前委員長など6人は2008年10月、李明博大統領の選挙キャンプで言論特別補佐官を務めたク前社長の社長選任に反発し出勤阻止と社長室占拠籠城を主導し解任された。
ファン・チュンファ記者 sflower@hani.co.kr
原文: 訳J.S