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ソウル市議会 不出席 5ヶ月目 協議を放り出した‘オ・セフンの所信’

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/472958.html

原文入力:2011-04-13午後10:12:58(1162字)

クォン・ヒョクチョル記者

オ・セフン ソウル市長が13日午後に開かれたソウル市議会4月臨時会の開幕式に参加しなかったため、昨年12月1日以後 市と市議会との間の市政協議が5ヶ月にわたり全面中断されている。
オ市長の出席拒否に対し市議会民主党はオ市長が来年の大統領選挙を意識し、市予算の0.3%に過ぎない無償給食反対に行政力を総動員し、市議会と過度な対立点をたてていると指摘した。

ホ・グァンテ ソウル市議会議長はこの日の臨時会開会辞で「オ市長の市議会出席は裁量事項ではなく法的な義務事項」としつつ「オ市長は法の上に君臨しようとする帝王的市長か」と批判した。オ市長は昨年12月1日、市議会民主党側が無償給食条例案を通過させるや「福祉ポピュリズム」だとして市議会への出席を拒否し、市議会民主党はオ市長を職務遺棄疑惑で検察に捜査依頼した。

オ市長の出席を内心期待して3月臨時会の日程を4月へ延期し市政質問日程も今月中旬のオ市長訪米計画を考慮し27日以後に先送りした民主党は「怒りを越えて虚脱感」と明らかにした。

キム・ミョンス ソウル市議会民主党代表議員はこの日午後、記者会見を行い「団体長の議会出席は地方自治の基本であり議会民主主義の根幹であるが、これを揺るがすオ市長の行動には断固たる法の審判が必要だ」とし、職務遺棄疑惑で告発されたオ市長に対する早急な検察捜査を要求した。

続けて彼は「オ市長が無償給食反対住民投票のための署名活動が萎縮するという保守市民団体らの反発に勝てずに市議会出席を拒否することにしたという一部観測が事実でないことを願う」と付け加えた

これに対して、イ・ジョンヒョン ソウル市スポークスマンは「ソウル市が無償給食条例案に対して再議決無効確認訴訟を大法院に提起した状態であり、予算案再議要求にも返事を出さないため議会に出席する理由がないという判断をすることになった」と話した。

一方、オ市長と市議会の対立が長期化する中でソウル市内部でも、オ市長が市民や市公務員たちには一ヶ月に何回もわざわざ会うなど疎通を強調していながら、唯一 市議会との対話は拒否している態度は理解し難いという反応が出ている。オ市長が無償給食を巡り市議会と争っていようとも ニュータウン対策、口蹄疫対策、住宅貸切保証金対策、福島原電事故放射能対策のような民生懸案は市議会と対策を協議しなければならないということだ。 クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr

原文: 訳J.S