原文入力:2011-04-12午前08:11:11(1019字)
成果評価 手続きなしに受け取る…教科部、15日 理事会に採用不正など懲戒要求へ
ソ・ナムピョ(75)カイスト総長が学校側から5万ドル相当の特別インセンティブを不当支給されていた事実が教育科学技術部の総合監査で明らかになったことが確認された。教科部はその他にもソ総長が新規教員採用と学校理事の名誉博士学位授与過程で規定に違反した事実を明らかにし、理事会に事実上の懲戒を要求する‘身分上 別途措置’を要請することを決めた。
11日、国会教育科学技術委員会所属アン・ミンソク民主党議員が教科部から提出させた‘カイスト監査結果報告書’によれば、教科部は去る2月7日から11日まで この学校を総合監査し△ソ総長が年間6万ドルに制限されている追加支給手当ての内、5万1751ドルを成果に対する評価手続きなしに特別インセンティブとして受け取り△6万ドルの内、特別インセンティブを除く一部金額を私学年金として不当納付するようにし△新任教員採用手続きにも違反した事実などを明らかにした。
これに関し教科部は、新任教員採用過程などと関連してカイスト理事会にソ総長に対する‘身分上 別途措置’を要請することにした。これはカイスト総長に対する直接懲戒権がない教科部が監査の結果 明らかになった不正・非理などを理事会に通知し、理事会に懲戒可否を決めさせる措置だ。カイスト緊急理事会は来る15日に開かれる。しかし、教科部は5万ドルのインセンティブ不当受領に対しては別途の措置を取らなかった。教科部幹部は「個人と関連した懸案は一切確認できない」と話した。
教科部はこの他にも研究人件費横領など9件の研究事業分野不正、1999年から2010学年度まで国内所在外国語高校卒業生18人を国外所在高等学校を卒業したように資格を付与して不正入学させた事実も明らかにした。教科部はこういう結果を土台に重懲戒3人、警告懲戒4人を含め計177人のカイスト職員に対し懲戒措置とともに告発3件を含む計14件の行政上の措置も通知した。
イ・ジェフン、キム・ミンギョン、大田/チョン・ジンシク記者 nang@hani.co.kr
原文: 訳J.S