原文入力:2011-03-08午前10:34:05(1121字)
チェ・ジェソン議員 情報委で叱責
"金正恩 中国招請説など不適切"
コ・ナム記者
←金正日国防委員長の三男であり労働党軍事委副委員長の金正恩が9日 平壌で労働党創建65周年記念アリラン公演を観覧している。 ニューシス
国会情報委員会民主党幹事のチェ・ジェソン議員は7日、国家情報院が自分たちに不利な懸案が生じた時はこれを覆い隠すために不正確な対北韓情報を流すなど‘水薄め’をしていると批判した。
チェ議員はこの日 国会ブリーフィングを通じて「国会情報委員会で国家情報院に対し野党議員らの質問が続けば(国家情報院が)‘記事の水薄め’のために確認されてもいない対北韓情報を流すことが茶飯事」と話した。チェ議員はその事例として去る4日、情報委から出たという‘中国の金正恩公式招請説’を挙げた。チェ議員は「当時、情報委では金正恩を中国が公式招請したと国家情報院が確認されてもいないことを情報委発として記事になった」とし「これは最近インドネシア特使団宿舎侵入事件と関連して踏んだり蹴ったりの目にあっている国家情報院が記事水薄めのために(公式招請説を)流したのではないかという疑いを拭えない」と話した。
チェ議員は昨年12月、国会情報委で軍事機密である北陣地衛星写真が異例的に公開された点も挙論した。当時、情報当局が延坪挑発機密情報を入手していながら対応できなかったという点が主要ニュースだったが、2級秘密である北陣地被弾地点が公開され結果的に焦点が薄れたということだ。
また、チェ議員は2009年ディドス(分散サービス拒否)攻撃が起きた時、情報委で国家情報院は北韓の行為と特定せずに16ヶ国を疑い追跡中という報告をしたが、実際には言論に国家情報院が北偵察局所属のサイバー部隊で起きたことだと明らかにしたと報道されたと話した。チェ議員は「当時も情報委所属与党議員がそのような発言を伝えたと報道された」として「国家情報院が独占的な対北韓情報を持ち、このような醜悪なことを繰り返すなら野党も強力な措置を取らざるを得ない」と話した。
国家情報院関係者はこの日<ハンギョレ>との通話で「‘金正恩公式招請’記事の場合、国家情報院が去る4日夕、複数の報道機関に‘公式招請は事実ではない’と明確に明らかにした」として「水薄めをしているという主張は誤解」と解明した。 コ・ナム記者 dokko@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/466830.html 訳J.S