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"100回以上 接待" …警察‘チャン・ジャヨン手紙’事実確認に出る

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/466903.html

原文入力:2011-03-07午後10:15:13(1109字)
情報提供者に警察官 派遣
捜査着手には言葉を慎む

ホン・ソクチェ記者、イ・スンジュン記者

2009年‘性上納を強要された’という内容の文を残し自ら命を絶った俳優チャン・ジャヨン(当時29才)氏が亡くなる前に知人に50通余り(230余ページ)の自筆手紙を残していたというマスコミの報道と関連して警察が事実確認に出た。

警察庁関係者は7日「(報道内容のように)チャン氏の性上納関連内容が書かれた手紙が実際に存在するか否かと、実在するならばチャン氏が直接書いたものかなどを確認している」として「真偽を把握した後、捜査可否を検討する」と話した。

だが、警察は実際に捜査着手するかについては非常に慎重な態度を見せている。2009年当時、警察がこの手紙を保管していたという情報提供者チョン・某(31)氏を信憑性のない人物だと一蹴した経緯があるためだ。チョン氏はチャン氏事件が発生した当時にも‘ワン・チェンチェン’という名前で あるスポーツ新聞に「チャン氏が(性上納強要などで)苦痛を受けている」とし、チャン氏の心境を代弁する文を送った経緯がある。

ところが当時、警察はチョン氏を調査した後「ワン・チェンチェンという人物は2003年から釜山拘置所などに収監されている状態で、チャン氏と通話したり会ったことがなく、チャン氏をはじめとする家族とも親密な縁がなく手紙の内容の信憑性が劣る」として無視した。

2009年チャン氏の死亡事件を調査した京畿道盆唐警察署は「言論に最初に手紙を情報提供した人物は2009年のワン・チェンチェンと同一人物であることを把握した」として「現在、光州刑務所に収監中のチョン氏に事実関係を確認するため捜査チームを派遣した状態」と伝えた。

一方、全国女性連帯など女性団体会員たちはこの日、ソウル、西大門区の警察庁前で記者会見を行い「‘性上納リスト’を公開し事件の真相を糾明し関連者を処罰しなさい」と要求した。これらの人々は 「2年前に女性団体らはこの事件に対する徹底した捜査と関連者の処罰を要求したが、警察はそれを無視し捜査を急いで終結した」とし「今回の手紙公開を通じて当時の警察捜査が事件の内容と証拠を隠したという疑惑を受けざるを得ない」と主張した。

ホン・ソクチェ、イ・スンジュン記者 forchis@hani.co.kr

原文: 訳J.S