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進歩改革人士の出演 頻繁 「なるほど おでこ導師」をご存知ですか

原文入力:2011-03-04午後09:57:00(1329字)

<主権放送>ネチズンの高い呼応・・・南北問題・宗教問題へと放送領域拡大

イ・スンジュン記者

←民主党チョン・ジョンベ最高委員(右)が去る2月<主権放送>の番組「なるほど おでこ導師」に出演して話を交わしている。

「2008年のロウソク集会を見て、国民が直接行動する時代が確実に始まったと感じました。それで放送局の名前も<主権>にしました」
去る3日、ソウル麻浦区(マポグ)西橋洞(ソギョドン)の事務室で会ったクォン・オヒョク(39)代表は、インターネット放送である(株)<主権放送>(www.615tv.net)について、「誰でも参加して既存のマスコミが反映できない市民の要求を表現する放送」と紹介した。

<主権放送>は2008年ロウソク集会の現場を生中継した<615TV>を受け継ぎ、「南北関係と韓半島を取り巻く国際情勢を正面から扱う」という趣旨で昨年10月開局した。 志を同じくする160人が参加して株式会社形態でスタート。

常勤人員5人が運営する<主権放送>は、昨年 天安(チョナン)艦事件と延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件が発生したとき生中継と専門家による討論会などで素早く対応し、また天安(チョナン)艦関連企画番組を粘り強く製作し続けた。 クォン代表は「葛藤へと突っ走っている南北関係の解決策を 放送を通じて模索し、現政府が抱えている対北朝鮮政策の問題点を批判することに力を注いだ」として「特に天安(チョナン)艦関連放送に対するネチズンの反応が良かった」と伝えた。

月・火・木・金曜に正規の番組を放送する<主権放送>は、“南北関係”に集中しつつも、韓国社会全般の問題にも放送領域を広げている。 <文化放送>(MBC)の芸能番組「なるほど 膝っこ導師」をパロディ化して進歩改革人士の話を聞く番組「なるほど おでこ導師」には、チョン・ジョンベ民主党最高委員とチェ・ムンスン前民主党議員、映画俳優ムン・ソングン氏らが出演して注目を浴びている。

この4日午前にスタートした番組「二人の男の宗教探索」は、韓国初の宗教時事放送を夢見る<主権放送>の“野心作”だ。 ウ・ヒジョン ソウル大教授と時事評論家チェ・ヨハン氏が進行をつとめるこの番組は、その第1回で奉恩寺(ボンウンサ)に対する政界の外圧を暴露した曹渓宗文化事業団のキム・ヨングク居士(訳注:居士は出家せずに家で仏道を修行する男性のこと)を招いて話を交わした。

クォン代表は「マスコミは保守・進歩ともに北朝鮮問題を扇情的に扱うことが多いが、わい曲された事実を正し既存のマスコミではなかなか注目されることのない問題を発掘していくつもりだ」とし「1人メディア時代を迎え、多くの市民が直接製作に参加する放送局に発展させていきたい」と抱負を明らかにした。

イ・スンジュン記者 gamja@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/466504.html 訳A.K