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米‘条件付き対北韓 食糧支援’示唆

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/466077.html

原文入力:2011-03-02午後07:35:22(983字)
ボズワース、モニターなど挙論… "北の政権交替が目標ではない"

クォン・テホ記者

米国は1日(現地時間)北韓に対する食糧支援に条件付きで乗り出す方針であることを強く示唆した。

スチーブン・ボズワース米国国務部対北韓政策特別代表はこの日、上院外交委員会聴聞会に出席し対北韓食糧支援問題について「我々は人道的支援と政治的問題を分離している」として「我々が(食糧分配を)慎重にモニターできる時、食糧を支援し、(食糧が)子供たちと必要な施設に行くということを我々が知れるなら、しなければならない正しいことと考える」と話した。また、彼は「米国の人道主義的食糧支援は必要な水準、他国より支援がより一層至急であるか、支援した食糧がそれを必要としている住民たちに配給されるかが確認できる条件など3要件を基盤としている」とし「これはすべての国に適用される大原則」と強調した。

ボズワース代表の発言は新しい内容ではないが、米国が対北韓食糧支援の意志を強く表明した点は注目される。彼は「現在、北韓の(食糧支援の)必要性を評価中」とし「その後に北韓とモニタリング システムに対して話すだろう」と話し、食糧支援と関連した今後の北韓-米国接触可能性も表わした。しかし彼は「食糧需要に対する徹底した評価調査、適切な食糧支援管理・モニタリングおよび支援食糧の転用有無を確認する接近権が保障されない場合には食糧を提供しない」という原則論も強調した。

これと共にボズワース代表は「北韓の政権交替は米国の政策目標ではない」と明らかにした。彼は「バラク・オバマ行政府の対北韓政策目標は‘政権交替’ではなく、関係改善のため‘北韓指導部の行動変化’である」と強調した。

一方、ボズワース代表はこの日、韓国内の一部政治家と言論の戦術核兵器再搬入主張と関連し「韓国での我々の任務は北韓のいかなる攻撃も抑止することであり、十分な手段を持っている」とし「(戦術核兵器再配置問題は)検討されているイシューではない」と話した。

ワシントン/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr

原文: 訳J.S