本文に移動

福祉部‘TV政策広報ショー’

原文入力:2011-02-22午後09:30:57(1389字)
ショー音楽中心・シークレットガーデンなど 血税 4億5千万ウォン 注入
昨年 芸能・ドラマ制作に環境部は1億2千万ウォン支援、教科部・労働部も2千万ウォン

イ・スンジュン記者

←2010年政府部署の放送プログラム(芸能・ドラマ)主要製作支援現況

#1. 先月放映が終了した<SBS>ドラマ‘シークレット ガーデン’の1月16日放送分を見れば、劇中でオスカー(ユン・サンヒョン)が禁煙広報大使に委嘱される場面が出てくる。昨年12月19日放送分ではタバコを吸う人に劇中助演が 「公共の場所でタバコを吸われてはだめですよ」と指摘する場面が3分程 電波に乗った。
#2. 昨年9月18日<文化放送>(MBC)芸能プログラム‘世界を変えるクイズ’では‘生ゴミを減らすために最も多く神経を使わなければならないことは?’という問題で、クイズを解く場面が出てくる。芸能人たちがクイズを解き、生ゴミを処理する方法について話を交わす場面が3分ほど続いた。

二つの芸能番組中の場面には共通点がある。二つのプログラムはともに禁煙や生ゴミなど、公共性の強い内容を扱っており政府部署の予算を支援された。 ‘シークレット ガーデン’には保健福祉部が5000万ウォンを、‘世界を変えるクイズ’には環境部が2000万ウォンを各々支援した。‘シークレット ガーデン’は当初、福祉部が禁煙広報のために1億5000万ウォンを支援する計画をたて論難を産んだりもした。

政府部署の放送プログラム支援が時事教養プログラムを越え、ドラマ、芸能番組にまで拡大している。放送プログラムの支援を通じ政府政策を間接広報しているということだ。

‘透明社会のための情報公開センター’が政府15部署と国民権益委員会など16ヶの中央行政機関を相手に‘2010年1月1日から2011年1月17日まで製作支援した放送プログラム・ドラマ・映画現況’を情報公開請求し受け取った資料を見ればこのような様相が目につく。

16ヶ中央行政機関の中では環境部と福祉部が昨年 ドラマ、芸能番組を‘政策広報’の場としてしばしば活用したことが明らかになる。環境部は‘世界を変えるクイズ’の他にもMBCの‘私たち結婚しました’と‘無限挑戦’に各々2000万ウォンと8000万ウォンを支援した。‘私たち結婚しました’は緑色生活を広報するという理由であり、‘無限挑戦’には昨年12月18日と12月25日の炭素特集に地球温暖化を警告する内容が含まれているという理由で予算が支援された。

福祉部はMBCの‘花束’と音楽プログラム‘ショー音楽中心’に、SBSの‘挑戦100曲’と‘スター夫婦ショーあなた’に各々予算を支援した。禁煙広報と低出産高齢化に対する国民認識改善を誘導するという理由で総額4億4450万ウォンが支援された。

企画財政部は<韓国放送>(KBS)の‘出発ドリームチーム’に2200万ウォンを、教育科学技術部はSBSの‘鯛焼き’に2750万ウォンを支援した。 イ・スンジュン記者 gamja@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/464732.html 訳J.S