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全野党陣営 再び結集

原文入力:2011-02-22午後08:05:34(1709字)
野4党+市民団体‘4・27補欠選’連帯機構 始動
順天・金海乙選挙区 公認解決法、進歩新党の完走などに関心

ソン・ホジン記者

←ソン・ハクキュ民主党代表(右から四番目)等、野4党代表とペク・ナクチョン ソウル大名誉教授(中央)など市民社会代表らが22日午前、国会で‘4・27補欠選勝利のための野党圏連合公薦’等の内容が含まれた宣言文の発表に先立ち、連帯の意で手を握っている。右からイ・ジェジョン国民参与党代表、チョ・スンス進歩新党代表、イ・ジョンヒ民主労働党代表、ソン代表、ペク教授、キムサングン6・15宣言共同実践南側本部常任代表、オ・ジョンニョル韓国進歩連帯常任顧問、イ・チャンボク民主統合市民行動常任代表、ファン・インソン市民主権共同代表。キム・ギョンホ記者 jijae@hani.co.kr

野党圏が22日、4・27補欠選で単一候補を出すための‘連帯協議’を始動した。2012年総選挙と大統領選挙でより大きな連合を成し遂げるため‘連帯の礎石’を置く作業に入ったのだ。

野4党代表と市民社会元老らはこの日、国会貴賓食堂で記者会見を行い共同宣言文を発表した。これらは宣言文で 「民主進歩陣営は李明博政府の独走を審判し、より良い民主主義と民生安定、韓半島平和を実現するため4・27補欠選で連合して選挙を行う」とし「野党圏連合協議は未来指向的共同の代案を中心にした政策連合と相互互恵尊重の選挙連合を包括して進行する」と明らかにした。宣言文発表には民主党ソン・ハクキュ、民主労働党イ・ジョンヒ、進歩新党チョ・スンス、国民参与党イ・ジェジョン代表など野4党とペク・ナクチョン ソウル大名誉教授、イ・チャンボク民主統合市民行動共同代表など市民社会元老6人が参加した。ソン・ハクキュ民主党代表は「目の前の既得権に執着せず国民に向かって大きな歩みに出て行くだろう」と話した。

昨年6・2地方選挙で選挙連帯を通じ勝利をおさめた野党圏は、今回の補欠選全体地域で全面的な連帯を成功させた後、その力で来年の総選挙と大統領選挙の選挙連合を模索するという構想だ。野党圏は市民社会が連帯交渉の促進者として参加した地方選挙時のように今回も野4党と‘希望と代案’ ‘民主統合市民行動’ ‘市民主権’ ‘韓国進歩連帯’等、4ヶの市民団体が集まる‘4+4連帯協議機構’を設けた。イ・インヨン民主党最高委員など交渉責任者らが集まる実務交渉は今週中に始めることにした。協議機構は地方選挙当時の‘無償給食’のような共同の政策を発表した後、補欠選すべての地域での選挙連帯方式に対する議論に速度を付ける予定だ。

だが、補欠選での野党圏連帯協議が順調ではないとも見える。全南順天と慶南金海乙の連帯方式を巡る各党の利害関係のためだ。民主党は順天無公薦の可能性を残しているものの、金海と城南盆唐乙の国会議員選挙と江原道知事選挙は民主党候補を含め最も競争力のある人物に単一化しようという方案を考慮している。だが、国民参与党は金海乙で民主党の譲歩を要求している。

民主労働党が単一候補を期待する順天の場合、連帯交渉で民主党の譲歩がなされても、民主党が湖南圏の反発を抑えて党内でこれを貫徹できるかもカギだ。もし民主党が江原道知事と城南盆唐乙で与党と競争できる候補を探すことが困難で選挙戦戦略が乱れる場合、‘順天譲歩’等の連帯協議も難関に直面する恐れがある。昨年の地方選挙協議過程で‘価値連帯’を前面に掲げ中途離脱した進歩新党が今回の連帯交渉には参加したが完走するかも関心事だ。

ペク・スンホン‘希望と代案’共同運営委員長は「野党全てが自身の利害関係を主張しながらも同時に譲歩できるという開放性と、連帯を必ず成し遂げるという真正性を持って交渉に臨まなければならない」と話した。

ソン・ホジン記者 dmzsong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/464717.html 訳J.S