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弘益大 清掃労働者 仕事場 取り戻した

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/464292.html

原文入力:2011-02-20午後07:14:31(1069字)
籠城49日ぶり 用役業者と雇用継承合意
"弘益大が元請け使用者であることを明らかにする闘争が残っている"

ファン・チュンファ記者

集団解雇に反発し今年はじめから長期籠城を続けてきた弘益大学校非正規職労働者たちが、用役業者との交渉妥結により業務に復帰することになった。籠城を始めて49日ぶりだ。

全国民主労働組合総連盟傘下の全国公共サービス労働組合ソウル京仁支部は20日、弘益大分会と用役業者である㈱IBSインダストリー、ヨンジン実業(株)が弘益大美化・保安・施設職清掃労働者全員を21日から雇用継承するという内容の労使協議案に合意したと明らかにした。合意案はこの日午前、分会組合員総会で89.5%の賛成率で通過した。

労使合意書によれば、清掃労働者たちは1日8時間、週5日勤務する条件で美化職は93万50ウォン(時給4450ウォン),保安職は116万3410ウォンを受け取ることになる。食事手当ては一ヶ月9000ウォンから5万ウォンに上がり、名節賞与金として5万ウォンを受け取る。 また、会社は勤労基準法に従いこれら労働者が超過勤務をする場合、時間外手当てを支給することにした。

労組専従者を置くことにも合意した。美化職は1人、警備職は0.5人とし計1.5人の専任者を置くことで労使が合意し、労組分会事務室は会社が弘益大に建議し用意することになる。会社は毎月の賃金支給日に賃金総額の1%の組合費を源泉控除し組合に渡す。

ソウル京仁支部弘益大分会は「現場復帰を宣言したが、告訴・告発事件(処理)と休憩室改善、用役業者の元請けである弘益大との闘争は依然として残っている」とし「弘益大の元請け使用者性確認のために法律闘争を準備し、団結大会と展示会、闘争白書作業などを進行する計画」と明らかにした。

先立って弘益大清掃労働者たちは昨年12月、用役業者の入札放棄により美化員と警備員170人余りが解雇されるや大学側に雇用継承と処遇改善を要求し先月3日から弘益大文献館の一部空間で無期限籠城を始めた。施設職労働者たちは去る18日、担当用役業者と協議し毎月152万ウォンの給与に慰労金100万ウォンを支給されることで合意した経緯がある。 ファン・チュンファ記者 sflower@hani.co.kr

原文: 訳J.S