原文入力:2009-02-16午前08:52:08
‘ハンギョレ21’ 業務用役契約書単独入手
再開発組合, 通常価格の2倍価格で契約
業者 実際の所有主は龍山区庁長と同じ郷友会
イム・ジュファン記者,チョン・チョンフィ記者
惨事をもたらしたソウル,龍山4地区の再開発組合が龍山区庁長と懇意にしている人が実所有主である整備用役業者と通常価格の倍を越える価格で契約を結んだことが明らかになった。整備用役業者は警察鎮圧作戦への介入疑惑を受けている撤去用役業者などを指揮・監督する地位にいた。
“業界慣行大きく越える水準”
16日<ハンギョレ21>が入手した龍山4区域‘業務用役契約書’によれば、再開発組合と整備用役業者パークアンドシティは3.3㎡(1坪)当たり9万ウォンずつ計105億ウォンでこの一帯の整備用役業務契約を結んだ。この用役費金額は業界慣行を大きく跳び越える水準だ。整備用役業者関係者たちは<ハンギョレ21>とのインタビューで「通常再開発整備用役は坪当たり3万~5万ウォンが慣例なのに、龍山4区域ではその倍を支給したこと」としながら「地主の(組合員)らの負担額が大きくなるほかはない契約を組合が結んだことは一種の背任」と話した。
忠清郷友会 会長-副会長の間柄
これに対してパークアンドシティ高位幹部は「詳しい内容は契約に関係した当事者たちが皆退社して確認が難しい」としつつ「ただし現行の都市および住居環境整備法に手数料基準条項がないので他の業者より用役費をたくさん受領したと問題になる必要はない」と話した。4区域組合長は「(この問題と関連して)言論に話すことはない」と話した。パークアンドシティは2004年からこの地域の住民たちに再開発同意を受けとりに通うなどの実際整備用役業務を遂行したが会社設立登記と用役業者登録をした時期は2005年3月と確認された。
検察 “ソバン派頭目キム・テチョン氏と親しい”
イ・某(29)氏が代表理事として登載されたパークアンドシティの実際の所有主であるイ氏の父親(57)は1995年第2代龍山区議員を務め、パク・チャンギュ龍山区庁長とも接触が篤いと知らされた。パク区庁長は龍山区,忠清郷友会会長を、イ氏は副会長を受け持っている。イ氏はパークアンドシティが2007年に買いとった龍山区,漢江路3街の建物にS炭焼きカルビ店を経営している。イ氏は区議に当選して七ヶ月後に暴力・恐喝・脱税などの容疑で実刑を宣告された。当時検察は‘イ氏が刑務所でソバン派頭目キム・テチョン氏に会い親しくなり、以後キム氏から政界進出を勧誘された’という捜査結果を発表した経緯がある。 <ハンギョレ21>イム・ジュファン,チョン・チョンフィ記者eyelid@hani.co.kr