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奉恩寺、京畿道4大河川事業費 16億 差し押さえ なぜ?

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/463732.html

原文入力:2011-02-16午後09:52:50(1112字)
‘坡州土地無断使用’京畿道 損失補償金 支払わず、
奉恩寺 "利子を受け取ることは血税を受け取ること" 仮執行 受け取る

ホン・ソクチェ記者

京畿道が大韓仏教曹渓宗の奉恩寺(住職 チンファ僧侶)所有の土地を無許可で使用し土地補償金を払わなかったために‘4大河川事業費’16億ウォンを差し押さえられたことが確認された。
水原地方法院行政2部(裁判長 チェ・ジェヒョク)は16日「京畿道が京畿坡州郡、衙洞面にある奉恩寺所有の土地を無断で使ったことに伴う土地損失補償金と利子など16億ウォン余りを払わなかった、これに対する債権差し押さえ および取り立てを許容することを決めた」と明らかにした。

奉恩寺は2007年から行なってきた‘失われた奉恩寺土地 取り戻し’過程で、京畿道坡州郡、衙洞面に広さ1万3028㎡の奉恩寺所有土地を京畿道が1958年から河川敷地として使ってきた事実を確認した。これに基づき奉恩寺は京畿道を相手取り‘河川編入土地補償などに関する特別措置法’により土地使用補償金14億2329万ウォンを求め裁判所に訴訟を起こし、昨年1月と10月 1・2審で相次ぎ勝訴した。

だが、京畿道はこれに従わず最高裁に上告し、昨年4月から毎月2500万ウォン程の利子(年20%)が増えるや奉恩寺が 「国民の税金浪費」とし仮執行を要求したのだ。京畿道が奉恩寺に払わなければならない損失補償金は元金14億2349万ウォンと利子2億2308万ウォンを合わせ計16億4657万ウォンだ。

奉恩寺は京畿道が国土海洋部から委託を受けた4大河川事業関連予算の内‘漢江興し第1工区’(八堂ダム~楊坪大橋)事業施行のために支給される16億4735万ウォンを差し押さえ対象に定めた。‘漢江再生第1工区’は八堂有機農団地水質保護区域が入っている。奉恩寺は裁判所の債権差し押さえおよび取り立て命令により差し押さえ手続きを直ちに進める計画だ。

キム・ヒョンナム弁護士は「京畿道が奉恩寺の土地を不当に使ったことに対し裁判所の相次ぐ補償判決にも明確な理由もなしにお金を返さないでおり、債権を差し押さえることにした」として「漢江再生第1工区事業費を差し押さえたのは京畿道予算の内、国益に反し最も使い道のない予算だと見たため」と話した。 ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr

原文: 訳J.S