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[この瞬間] クレーン上の生存闘争‘172人 整理解雇’韓進重工業労組 高空籠城

原文入力:2011-02-15午後08:44:21(697字)

イ・ジョングン記者

高さ47mのタワークレーン。後方にチャガルチ市場、釜山タワーなど釜山市内の姿がひと目で見える。だが、海に隣接したクレーン上は身を切る激しい風が吹いている。ムン・チョルサン全国金属労働組合釜山梁山支部長(小さな写真右側)とチェ・ギリョン金属労組韓進重工業支会長(左側)が14日明け方、釜山影島区の韓進重工業影島造船所2岸壁クレーンに上がり生存権を守るための籠城に入った。韓進重工業解雇労働者である民主労総釜山本部キム・ジンスク指導委員も去る1月6日、こちらから150m余り離れた‘85号クレーン’に上がり支援籠城を行っている。85号クレーンは2003年に故キム・ジュイク支会長が129日間の籠城を行った後 自ら命を絶った所だ。昨年から整理解雇を予告してきた韓進重工業は14日、職場閉鎖を決め 15日に生産職職員172人を整理解雇した。労組は「整理解雇対象者を含むすべての労組員が会社の退去要請に応じず玉砕闘争をすることにした」と明らかにした。「生きるために戦う」という韓進重工業労働者たちの戦いは、クレーンの上でも下でも続いている。 釜山/イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr

←ムン・チョルサン(右側)とチェ・ギリョン(左側)

釜山/イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/463518.html 訳J.S