原文入力:2011-02-14午後08:24:03(973字)
行政区域改編で平壌 面積57%、人口50万人 減る
ソン・ウォンジェ記者
←2009年(左側),2010年 朝鮮中央年鑑. 平壌が小さくなった。
北韓が平壌直轄市所属3郡と1区域を黄海北道に編入させるなど行政区域を一部改編したと統一部が14日明らかにした。これにより平壌市の面積は57%が、人口は既存300万人から50万人程度が減ったと知らされた。平壌市の縮小改編は平壌市民の特典を減らし財政負担を減らそうとするものではないかとの解説が出ている。
統一部はこの日「北韓の朝鮮中央年鑑2009年版と2010年版を比較した結果、平壌市行政区域(19区域・4郡)の内、江南・中和・祥原郡と勝湖区域など南側地域が黄海北道に編入され平壌市が縮小されたことが分かった」と明らかにした。反面、南浦市は既存の平安南道の江西・大安・温泉・龍岡・千里馬など5郡を編入し特別市に拡大改編された。これに伴い、北韓の広域行政区域は11市・道から12市・道(平壌直轄市、羅津・南浦特別市、9道)に増えた。
統一部はまた「2009年に合併された北韓労働党39号室(室長 チョン・イルチュン)と38号室が昨年中盤に再び分離されたと判断される」と明らかにした。38・39号室は各々 金正日国防委員長個人と党の統治資金用外貨獲得と管理を受け持っていると知られている。38号室の復活は国際的対北韓制裁の中で後継体制構築のための金委員長秘密資金の別途運用の必要性が大きくなったためではないかという観測が出ている。39号室は38号室分離直後の昨年8月、米国の対北韓制裁対象に追加指定された。
統一部は 「設立時点は分からないが映画部も労働党専門部署の一つという事実も確認した」とし「38号室と映画部を含めれば、労働党の専門部署は既存18から20部署に増える」と付け加えた。映画部設立は金正恩後継体制構築のための宣伝・扇動強化が目的と見えるとある対北韓消息筋は解説した。
ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/463313.html 訳J.S