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中堅グループ 創業者長男の嫁 経営権掌握 ‘欲望の火花’

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/462189.html

原文入力:2011-02-07午後07:55:41(991字)
競争相手 義理の弟側 不倫捏造
金融取引など 覗き見て告訴さる

キム・テギュ記者

国内中堅グループの創業者の長男の嫁が経営権を狙い、義理の弟をはじめとする親族らの裏調査を行い法廷に立つことになった。

Hグループ創業者の嫁であるイ・某(49)氏は、長男である自身の夫が経営権継承過程で押されているという考えから焦っていた。競争者は創業者の次男と2番目の婿だった。イ氏はこれらに致命傷を抱かせようと2番目の婿と2番目の嫁の各々の不倫行為を知ろうと決心した。イ氏は事業関係で知り合い付き合うようになった会計士から事務長ペク・某(55)氏を紹介され ‘方法’ を相談し、ペク氏は便利屋センター代表のキム・某(37)氏に2人の不倫の証拠を探ってくれと要請した。

キム氏はこれらの一挙手一投足を密着監視したが、不貞な行為は見つからなかった。 しかし 「早く証拠を持ってきなさい」 というペク氏の催促に勝てず、キム氏は写真を捏造し不倫の証拠として提示したが、イ氏とペク氏は捏造の事実を知りキム氏を叱り謝礼を返してもらった。

このことに恨みを抱いたキム氏は、自身の ‘標的’ だった2番目の婿にその間の転末を知らせた。2番目の婿は義父である創業者にその間に起きたことを報告した後、イ氏を告訴した。

捜査過程で便利屋センター代表のキム氏は25ヶのインターネット サイトで2番目の婿と2番目の嫁が使っているIDと暗証番号を知った後、これを携帯用保存装置(USB)に入れ、昨年1月イ氏に伝達していたことが明らかになった。 また、イ氏は去る2009年10月から2ヶ月間、ある都市銀行のVIP顧客担当であるウォン・某(32)氏を通じて2番目の婿と2番目の嫁だけでなく、姑の通帳残額まで確認するなど17回にわたり不法的に金融情報を閲覧した事実も確認された。

ソウル中央地検刑事3部(部長 イ・キソク)は7日、イ氏とペク氏など4人を情報通信網法と金融実名制法違反疑惑で不拘束起訴した。

キム・テギュ記者 dokbul@hani.co.kr

原文: 訳J.S