原文入力:2011-02-06午後07:01:00(1484字)
南 ‘天安艦・延坪島’ - 北 ‘NLL・軍事訓練’ 論議を主張
明8日 開催…国会会談 北の提案には 与 ‘留保’ - 野 ‘歓迎’
クォン・ヒョクチョル記者
北韓が国会会談・赤十字会談など各種南北対話を繰り返し促す中で8日、板門店南側平和の家で南北高位級軍事会談の格と議題などを協議する軍事実務会談が開かれる。
国防部当局者は6日 「何度も明らかにしたように ‘天安艦爆沈と延坪島砲撃挑発に対する責任ある措置および追加挑発防止の確約’ が高位級軍事会談の議題とならなければならない」 として「南北が実務会談で議題問題で争えば、高位級軍事会談本会談に進んでも実益がない」 と話した。 実務会談南側代表のムン・サンギュン国防部北韓政策課長(陸軍大佐)は、北側代表である国防委員会政策局のリ・ソングォン大佐が出す主張に対応するため仮想実務会談を連休の間に数回開いたと伝えられた。
両側はまず議題を巡り鋭く対抗するものと見られる。北側が先月、高位級軍事会談を提案し ‘軍事的緊張状態解消問題’ を議題に上程したと見れば、西海北方境界線(NLL)問題と来月に予定された韓-米例年連合訓練 ‘キー リゾルブ演習’ のような軍事訓練などを挙論する可能性がある。来る3月中旬、半月ほど予定されたキー リゾルブ演習に対し北側は ‘核戦争演習、北侵略戦争’ とし反発してきた。南側は高位級軍事会談の格を国防長官会談として固定する必要はないという態度だ。
これと共に、北側最高人民会議が2日に接触および交渉を要請する手紙を南側国会に送ったという<朝鮮中央通信>の3日報道と関連して、ハン・ジョンテ国会スポークスマンは6日 「北側最高人民会議が送った手紙の全文がまだ到着していない」 として 「全文がくれば与野党院内代表などと相談し、どのように対応するのかを決める方針」 と明らかにした。 政府当局者も「統一部側に受け取られた北側の国会会談提案関連通知文や書簡はない」 と話した。
北側の国会会談提案に対する与野党の反応は多少交錯している。 アン・ヒョンファン ハンナラ党スポークスマンは5日、北側の国会会談提案と関連して懸案ブリーフィングを通じ 「韓半島の平和と和解のために韓国、北韓の対話が必要だという点は認めるが、問題は真正性」とし、留保の態度を表わした。反面、チョン・ヒョンヒ民主党院内スポークスマンは「北側の提案が受け取られれば、ためらわずに特別委を構成し対話に積極的に乗り出さなければならない」 と ‘歓迎’ の立場を明らかにした。
一方、南北赤十字会談北側団長のチェ・ソンイク朝鮮赤十字社中央委員会副委員長は5日、在日本朝鮮人総連合会(総連)機関紙<朝鮮新報>とのインタビューで「我々は度量を持って南北人道主義問題を解決し、今年春から離散した家族親戚らの対面を始める意向」 としつつ 我々の会談提案は今でも有効であり、南側赤十字社の返答を待っている」 と明らかにした。 彼は「南北人道主義問題には、物資をやりとりし互いに助ける協力問題があり、離散した家族、親戚問題がある」 と付け加え、赤十字会談が開かれれば食糧・肥料支援問題を議論したいという意中を表わした。
クォン・ヒョクチョル、アン・チャンヒョン記者 nura@hani.co.kr
原文: 訳J.S