原文入力:2011-02-03午後12:50:39(1258字)
去る1日 交渉決裂後 旧正月 一日前 ‘劇的妥結’ 結実
解職者15人 順次復帰…高空示威 責任不問に
2007年から解雇者の復職を要求し籠城を行ってきたGM大宇非正規職組合員15人が1191日ぶりに闘争現場を離れ全員が復職することになったと<連合ニュース>が3日 報道した。
GM大宇非正規職労組が旧正月一日前の2日、使用側との交渉で劇的に妥結したことに伴うものだ。 この間、非正規職労組が歩んできた道は険しかった。
GM大宇所属下請け業者の非正規職勤労者40人余りは去る2007年9月に総会を開き ‘全国金属労組GM大宇非正規職支会’ を設立した。設立直後、組合員35人が所属企業等から解雇され、支会は元請け業者のGM大宇がその責任を負わなければなければならないと主張した。
この時から仁川市、富平区、清川洞にあるGM大宇工場前には解雇者の原職復職と下請け外注化の中断などを要求する集会が開かれ始めた。 会社はしかし ‘非正規職問題は下請け業者の所管’ として支会の交渉要請を受け入れず、支会がこれを貫徹するために集会と宣伝戦を行う過程で会社との衝突も少なくなかった。
2008年末、米国発金融危機でGM大宇の一部工場が稼動を中断するなど会社が迷走し正規職より処遇が劣悪な非正規職組合員の立ち場はより一層狭くなった。
支会は以後にもテント籠城を続け昨年7月には1000日目を記念する集会を開き、同年12月には組合員2人がGM大宇工場正門前の高さ8mのアーチ型造形物の上に登り籠城を始めた。先月には仁川地域の政党と市民・社会団体が加勢した中で断食籠城に突入するなど闘争が続いたが、状況は大きく変わらなかった。
そうするうちに正月連休をわずか数日先に控え、支会と使用側が交渉テーブルに向かい合って座った。 去る1日の交渉は決裂したが2日午前に再び会った席では両者が劇的妥結を見た。
協議案は解雇者15人をGM大宇所属下請け業者に復職させ、64日間続いた高空示威に対しては民事上の責任を問わないという内容だ。
これで2007年以後、仕事場を離れていた解雇者たちは正月連休が終わった後、順次 復職できるものと見られる。 仁川地域の50余団体で構成された ‘GM大宇自動車非正規職闘争勝利のための仁川地域対策委員会’ は3日 「今回の合意はGM大宇社側が非正規職労働者の復職責任を下請け企業等に強制し ‘元請け使用者性’ を間接的に認めたことに意味がある」 と主張した。 続けて 「GM大宇は仁川地域経済の20%に及ぶ莫大な比重を占める企業に相応しく、交渉結果を誠実に履行するなど社会的責任を備えた企業の姿を見せるよう願う」 と話した。
eニュースチーム
原文: 訳J.S