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三星 イ・ジェヨン氏夫婦 数千億台 離婚訴訟

原文入力:2009-02-13午前10:37:21
夫人, 株式など財産分割・2人の子供 養育権請求

キム・ナムイル記者キム・ヨンヒ記者

←イ・ジェヨン専務

イ・ゴンヒ(67)前三星グループ会長の息子イ・ジェヨン(41・写真)三星電子専務が夫人イム・セリョン(32)氏から離婚および数千億ウォン台の財産分割請求訴訟にあったことが12日確認された。イム氏はイム・チャンウク(60)デサングループ名誉会長の長女だ。

法曹界と三星などの話を総合すれば、イム氏は去る11日ソウル家庭裁判所に離婚請求訴訟を提起し慰謝料10億ウォンと財産分割を請求した。財産分割請求額は5千億ウォン程で歴代離婚訴訟の中で最高額だと知らされた。イム氏は二人の子供の養育権も請求した。離婚請求理由は明かされなかったが、最近財界周辺ではイ専務夫婦の不和説が飛び交っていた。

イ専務とイム氏は1998年に結婚し1男1女がいる。二人の結婚は嶺南・湖南の代表企業であり調味料商標の味風と味元で対抗した財閥一族の結合という点で大きな関心を集めた。イム氏が当時延世大2学年に在学中だった点も話題であった。三星グループ側は「訴状が受け取られたことは事実」としながら「だが個人的なことでありグループで話をする懸案ではない」と話した。

イ専務はアップル・AT&T等の取引先と三星電子米国法人を訪問しカリフォルニア ペブルビーチで開かれるAT&T ペブルビーチ プロアマ大会に参加するために去る6日出国した。彼は13日チェ・キョンジュ選手などとチームを組んで大会に参加する予定だった。

離婚判決が下されると、イム氏の持分がどれくらい認められるかも関心事だ。一方が相続・贈与を受けた財産は原則的に分割対象ではない。結婚前の取得財産も同じだ。だが他の一方が家事労働等を通じてその財産の維持・増殖に直間接的に寄与したとすれば分割対象として認められたりもする。イ専務は不法経営権継承論議をかもした三星エバーランド株式などは結婚前に取得した反面、サムソンSDS新株引受権付き社債は結婚翌年の1999年2月取得した。イ専務が所有している株式の価値は昨年下半期基準で1兆ウォンほどだ。

一方、イ・ゴンヒ前会長がこの日精密健康診断のためにソウル,逸院洞の三星ソウル病院に入院した。三星関係者は「軽い風邪の気配があるところに定期検診時期になって入院したが特別に健康に異常があるわけではない」として「入院期間は1泊2日か2泊3日だ」と伝えた。

キム・ナムイル,キム・ヨンヒ記者namfic@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/338543.html

原文: 訳J.S