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龍山汎国民対策委 ‘時局座り込み’…明洞聖堂 ‘眠れない夜’

原文入力:2009-02-12午後11:29:36
聖堂側 施設保護 一歩遅れて解除
二日間 テント建てられず地べた座り込み
学界・宗教界など対策作り要求も

ソン・ギョンファ記者キム・ポンギュ記者

←‘イ・ミョンバク政権,龍山撤去民殺人鎮圧汎国民対策委’代表者らが12日午後ソウル,明洞聖堂入り口警察阻止線の前で真相究明と責任者処罰を要求する座り込みを行っている。キム・ポンギュ記者bong9@hani.co.kr 民主化運動の聖地であった明洞聖堂で時局と関連した徹夜座り込みが再燃している。
‘イ・ミョンバク政権龍山撤去民殺人鎮圧汎国民対策委員会’(汎対委)代表者など30人余りは12日ソウル,明洞聖堂入り口で「龍山惨事に対する全面再捜査と責任者処罰」を要求し二日目‘時局座り込み’を継続した。時局座り込み団は聖堂側の施設保護要請を受けた警察の制止で座り込みテントさえ設置できないまま前日夜から聖堂入り口のコンクリート底で寝袋だけで夜を明かした。

座り込みに参加した詩人ソン・ギョンドン氏は「明洞聖堂は家のない路上生活者も寝られるようにする所なのに平和座り込み者などを拒否するのはどういうことだ」とし、警察に施設保護要請をした聖堂側の措置を批判した。聖堂関係者は「司牧会の集いでそのような決定を下したので聖堂はその意見について行政的措置をしたまで」として「聖堂が文化史跡であり火災の危険もあって当時座り込み団の出入りを拒否したと理解している」と話した。

訪問者が信者であるか否かをいちいち確認した後に出入りを許していた聖堂側は、この日午後5時頃になって施設保護措置を解いた。シン・ドンウ汎対委共同執行委員長は「聖堂側に‘土曜日12時まで座り込みを行った後に自主的に撤収する’という意見を伝えた後、施設保護要請を解くことに合意した」と伝えた。

検察捜査結果を批判し政府の対策準備を促す各界の声明発表と記者会見も相次いだ。チェ・カプス ソウル大教授(西洋史学科)等、学界要人402人はこの日「政府の権威主義的統治方式と再開発事業の根本的改革を要求する」という内容の共同声明を発表した。これらの中で一部はこの日、ソウル,鍾路の参加連帯ヌティナム(欅)ホールで記者会見を行い「龍山惨事はイ・ミョンバク政府が民主主義の流れに逆行していることを端的に表わす事件」としながら「20年間、発展させた手順を踏んだ民主主義をこの政府は体系的に逆に回している」と批判した。これらは政府の態度変化がない場合、さらに多い学界人を対象に署名運動を行う計画だ。

←‘イ・ミョンバク政権龍山撤去民殺人鎮圧汎国民対策委’所属会員たちと市民など300人余りが12日夕方ソウル,中区の明洞聖堂でキム・ソクキ前ソウル地方警察庁長官の拘束捜査とイ・ミョンバク大統領の謝罪を要求するろうそく集会をしている。 キム・ミョンジン記者littleprince@hani.co.kr

韓国キリスト教教会協議会など30ヶ余りのキリスト教団体とパク・ヒョンギュ牧師(南北平和財団理事長)等、宗教界元老は共同名義で‘韓国教会に差し上げる要請文’を発表した。これらは要請文で「1千万成都を誇る韓国教会が一度でも撤去民らの事情を聞き入れようとしたとすればこうしたことがなかったはず」としながら「韓国教会が深く反省しなければならない」と明らかにした。ムン・デゴル牧師は「韓国教会がどのようにするかによってイ・ミョンバクの開発主義を阻止でき第2,第3の龍山惨事を防げる」と話した。

夕方になると汎国民対策委側会員と市民300人余りが明洞聖堂の前を訪れ時局座り込み団と共に龍山惨事犠牲者追慕集会を開いた。良くない天気にも傘を持ちレインコートを着て座り込み団を訪れた市民たちは「龍山惨事に対する特検を実施し責任者を処罰しなさい」と叫んだ。

ソン・ギョンファ記者freehwa@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/338517.html

原文: 訳J.S