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キム総理‘4大河川反対’宗教界 さげすみ

原文入力:2011-01-26午後08:38:09(1189字)
韓経フォーラムで "望ましい事をしない方向の役割"
普遍的福祉 論難 政界には "理解できない"

ソン・ウォンジェ記者、ナム・ジョンヨン記者

←キム・ファンシク国務総理. ハンギョレ タク・キヒョン

キム・ファンシク国務総理は26日 「(去る一年間)各種社会的イシュー、福祉、4大河川、世宗市、天安艦事件などを巡り議論がたくさん行われたが極めて非生産的、非合理的、消耗的に進行されて残念だ」として「こういう問題に宗教界の一部が役割を果たし望ましくない方向になった」と話した。
キム総理はこの日午前、ソウル、小公洞のロッテホテルで開かれた‘韓経ミレニアム フォーラム’特講でこのように明らかにした。

これに対して4大宗教団体連帯会議のヤン・ジェソン牧師(キリスト教環境運動連帯事務総長)は 「4大河川反対運動は天主教主教会のキリスト教教会協議会(NCCK)実行委員会、曹渓宗の中央宗義会、円仏教教務の大多数など宗教界多数の意見が反映されたもの」 とし 「生命を保全し守る席で行う活動を‘足首つかみ’とさげすんだことは宗教に対する冒とく」と批判した。

キム総理はまた「来年の総選挙と大統領選挙を控え政争が激しくなり、特にポピュリズムが猛威を振るうだろう」としながら、政界の流れにも矢を向けた。 彼は特に無償給食などを巡る福祉論争と関連して「選択的福祉と普遍的福祉と大仰な名前を付け論争すること自体が意味がない」とし「なぜ論難になるのか率直に言って理解できない。とても深刻に議論されているのは政治家たちの意に従ったものではないか」と政界を非難した。

キム総理は検察捜査とマスコミの報道に対しても「被疑事実が外部に露出したり俗っぽい話で言論を通じて恥をかき、後から無嫌疑、無罪になってもまともに扱われず名誉がみな毀損されている」と批判した。続けて「こういう問題をどのように解決するかに対して悩み対策を講じるつもり」と話した。

キム総理の発言に対し総理室関係者は 「特別な背景があってのものではなく、普段からの総理の所信を明らかにしたこと」と話した。しかし、この間いるんだかいないんだか静かな歩みをしてきたキム総理がまるで決心したかのように主要社会集団の批判に出たことは異例的だ。一部では‘もう少し積極的な声を出せ’という大統領の注文があったか、あるいは総理としての地位を確認しようとする本人の意志がのせられたものではないかという観測が出ている。

ソン・ウォンジェ、ナム・ジョンヨン記者 wonje@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/460838.html 訳J.S