原文入力:2011-01-26午前08:34:13(1561字)
アン・サンス、キム・ムソン、2人だけ聞き箝口
チョン・ドゥオン、ナ・ギョンウォンなど "改憲に懐疑的"
ソン・ヨンチョル記者、シン・スングン記者
←アン・サンス ハンナラ党代表(前列左側)が25日午後、国会議員会館で開かれた‘国民年金基金福祉事業活性化方案討論会’に参加するため会議場に入り先に祝辞を終えて出ていくキム・ムソン院内代表と握手している。 タク・キヒョン先任記者 khtak@hani.co.kr
李明博大統領が去る23日夜、大統領府付近の安家でなされた党-大統領府会合で、党に改憲議論を要求し 党がその事実を秘密にしていた事実が知らされ、ハンナラ党では‘党が大統領府の下請け業者に転落した’という批判があふれ出た。特にイ大統領の要求がアン・サンス代表とキム・ムソン院内代表らだけに伝えられたまま最高委員らにも知らせなかったことに対してはあきれるという反応が出ている。
ホン・ジュンピョ最高委員は25日 「アン代表が党-大統領府会合を報告した24日の最高委員会の席でも‘党-大統領府は一体で和合しよう’という言葉だけを伝えた」として「どうすれば改憲という国家重大事について党最高委員にも一言も言わないことがありえるか。自分たちだけで何をするというのか」と話した。ソ・ビョンス最高委員も「党-大統領府晩餐の後に開かれた最高委員会で改憲に対する内容は一切一言も伝えなかった。マスコミの報道を見て改憲議論があったという事実を知った」と話した。
改憲実現の可能性に対しても批判があふれ出た。チョン・ドゥオン最高委員は<ハンギョレ>と会い「改憲は在籍議員の3分の2の同意を得なければならないが朴槿恵前代表も同意していない」として「(こういう状態で)大統領が指示すればできる問題ではない」と話した。ホン・ジュンピョ最高委員も記者らと会い「世宗市問題より解決が更に10倍は難しい改憲をどうしろという話か」として「改憲をしようとするならハンナラ党が分党する覚悟もしなければならない」と話した。
ナ・ギョンウォン最高委員もこの日<仏教放送>ラジオに出演し「我々だけの改憲、権力構造のための改憲は国民の共感を得にくく時期的にも(時間が)足りない」として「総選挙を1年後に控えた時期に果たして改憲議論が円滑にできるか、大統領候補が表面化し大統領選挙レースに入ろうという状況で果たして公正に(議論が)できるかという部分で極めて懐疑的だ」と話した。
党指導部と大統領府高位要人など与党首脳部の相次ぐ嘘も批判の俎上に上がった。党-大統領府会合が知らされた後、アン代表とキム院内代表など参席者らは一様に改憲は全く議論されなかったと話した。大統領府側も改憲議論はなかったと否認した。特にキム院内代表は二日連続で嘘をついた。23日夕、党-大統領府会合の事実を尋ねる記者たちの問いに「そんなことはない」とした彼は24日午前の記者懇談会で会合事実を認め「参席者どうし話をしないことで約束を守ったことだが、やむを得ず嘘をつくことになり申し訳ない」と謝った。その一方でキム院内代表は改憲議論有無を尋ねる問いには「全く、絶対無かった。私の話を信じなさい」と数回話したが、25日の記者懇談会では「(考えてみたら)そのような(改憲)話があった記憶もある」として 「2日連続で謝罪をさせられては死にそうだ」と話した。
ソン・ヨンチョル、シン・スングン記者 sychee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/460565.html 訳J.S