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ハンナラ指導部、反旗 2週ぶりに "全て間違いだった"

原文入力:2011-01-24午後08:31:23(1197字)
MBと晩餐で謝罪
党-青瓦台(大統領府) 葛藤 一時縫合

ソン・ヨンチョル記者

←アン・サンス ハンナラ党代表が去る13日午後、国会予算決算委会議場で開かれた議員総会で、深刻な表情で出席議員らの発言を聞いている。 タク・キヒョン先任記者 khtak@hani.co.kr

 "全て間違いだった。" アン・サンス代表などハンナラ党指導部がチョン・ドンギ監査院長候補者の自主辞退を薦めた決定について李明博大統領に謝った。イ大統領はこれに対し 「党・政府・大統領官邸は共同運命体」としてうなずいた。これに伴い、チョン候補者落馬事態と科学技術ビジネスベルト立地選定問題などで具合が悪くなった党-青瓦台関係が回復するか注目される。

大統領府近隣の安家(訳注:機密を守るための建物)で23日夕に用意されたこの日の晩餐は徹底した保安の中で進行された。参席者らにも当日午後になってから通知された。晩餐はマッコリを添えて夕方6時30分から2時間30分程続いた。与党からはアン代表とキム・ムソン院内代表、ウォン・ヒリョン事務総長、シム・ジェチョル政策委議長が、大統領府からはイム・テヒ大統領室長とチョン・ジンソク政務首席が参加した。イ・ジェオ特任長官も参加した。

晩餐冒頭にはイ大統領が党に不満を表し緊張感が漂ったという。キム・ムソン院内代表は記者懇談会で 「イ大統領がちょっと腹が立っていて、(彼の)心を解くための席であった」とし「大統領が去るいくつかの問題に関し‘私はこう思うが党でもちょっとそのような部分を推し量らなければならなかったのではないか’と話した」と伝えた。ハンナラ党が去る10日、チョン・ドンギ候補者に自主辞退を薦めると大統領府は遺憾を表明し、26日に予定された党指導部との晩餐会合を取り消した経緯がある。

これに対しアン代表とキム院内代表は「全て間違いだった。心機一転してうまくやろう」として謝った後「大統領がはやくこういう席を用意し解いてくれてありがたい」と話したと知られた。

しかし党内では指導部の謝罪はとんでもないことという指摘が出ている。ある最高委員は<ハンギョレ>との通話で「欠陥が多いチョン・ドンギ候補者に自主的に辞退を薦めたことはハンナラ党としては正当防衛であった」と話した。一部では党-青瓦台関係の水平化に逆行する過ぎた行動だったという指摘も出ている。党-青瓦台関係もやはり李明博大統領が執権4年目に進入した状況でいつでも葛藤がふくらみうるという分析がある。

ソン・ヨンチョル記者 sychee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/460403.html 訳J.S