原文入力:2011-01-24午後03:43:51(1286字)
オ・セフン市長 ネズミ取り発言 非難轟々
イ・チュンシン記者
オ・セフン ソウル市長が民主党の無償福祉を "ポピュリズム" と批判しながら‘ネズミ取り’と‘腫瘍’に比喩し、政界とネチズンたちの荒々しい非難を受けている。
オ市長は23日、自身のブログに‘民主党の無償福祉シリーズ、なぜ悪い福祉か?’という題名の文を載せた。彼はこの文で "‘無料チーズはネズミ取りの上だけにある’というロシアのことわざがあります。色が良く美味しそうなチーズの下には次世代とソウルの未来に鎖をはめる恐ろしい真実がある" として無償福祉を批判した。オ市長は "悪い福祉の腫瘍は今えぐり取らなければならない" と主張した。
イ・チュンソク民主党スポークスマンはオ市長のこういう主張に対して24日午前11時、国会政論館で懸案ブリーフィングを通じて「自ら自分の罠を置いた人は他でもないオ・セフン市長」とし「今からでもネズミ取りにかかりたくないならば国民を四分五裂させ自身の野望を満たそうとする試みを直ちに中断しなさい」と話した。イ スポークスマンはまた「国民はハンナラ党アン・サンス代表と朴槿恵前代表の地方区でなぜ無償給食をしているのか問うだろう」とし「これに対して立場を明らかにしないならば、反対にオ市長とハンナラ党が表面だけが賑やかなスローガンと扇動をしているという非難を免れないだろう」と話した。チャ・ヨン民主党スポークスマンもこの日論評を通じて「無償給食を主張し無償給食に賛成する国民を‘ネズミ取りの上に置かれた無料チーズに目がくらんだネズミたち’と表現したありえない発言」と叱責した。民主党は 「オ・セフン市長の勇気に対して一言言う。どうして李明博政権下でネズミの話をするのか理解できない」と皮肉ることもした。
ネチズンたちもオ・セフン ソウル市長の‘ネズミ取り’と‘腫瘍’発言をより強力に非難している。あるツイッター使用者は「オ・セフン市長が無償保育を主張し無償で学用品支援をしようということも普遍的福祉」として「この恩恵を受ける子供たちもネズミ取りにかかった子ネズミの群れなのか」と反問した。また別のネチズンは「オ・セフン ソウル市長は‘ネズミ取り’妄言で自身の‘普遍的福祉’に対する無知を立証した」とし「彼が言及した一部南ヨーロッパ国家の財政破綻は福祉政策のためではなく、当初から不十分だった経済構造がその原因」と指摘した。大多数のネチズンたちはオ市長のネズミ取り発言で無償給食を受ける子供たちが傷つかないかを心配した。あるネチズンは「真のソウル市長ならば無償給食を受ける子供たちが傷つかない方法を悩まなければならない」と主張した。
イ・チュンシン記者 cslee＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
