原文入力:2011-01-24午前08:38:06(1131字)
小学生ら、集中問題解答
教育庁・教科部 むしろ督励
イ・ユジン記者
忠北・忠南など一部地域の小学校が来る7月に実施される‘国家一斉学業達成度評価’(一斉試験)に備え、冬休み期間にも短くて5日から長ければ4週間まで問題解答補充授業をしていることが明らかになった。
23日、全国教職員労働組合(全教組)忠北支部の調査結果によれば、忠北地域のある中小都市の小学校2ヶ所では今年の一斉試験受験対象である5学年を対象に冬休み期間にも問題解答補充授業をさせている。特に1ヶ所は補充授業期間が4週に達すると調査された。チョ・ジョンヒョン忠北支部政策室長は「郡地域でも6~7ヶ所の学校が問題解答中心の休み中補充授業を実施していることが明らかになった」と話した。
また、忠南地域のある教育支援庁は一線学校教頭らを一堂に呼び集め休み中に補充授業を行うように指示した。学校別に昨年の一斉試験結果と分析資料を提出するようにし、休み中の補充学習指導に積極的に参加しろとの公文書も発送した。この地域のある小学校教師は 「近隣大部分の小学校が問題解答中心の‘学力キャンプ’を開いており、子供たちが苦痛を訴えている」と話した。
この他に仁川・慶北・慶南地域でもこれと似た形で1~3週間にわたり基礎学力向上のためのキャンプを開いたり補充授業を進行しており、一部学校では毎日4時間ずつ子供たちに勉強をさせていると調査されたと全教組は明らかにした。
一線教育支援庁と学校らがこのように小学生にまで休み中に補充授業をさせる理由は、教育科学技術部が学校別一斉試験成績を公開し、教育庁・校長評価にもこれを反映しているためだ。
トン・フンチャン全教組スポークスマンは「一斉試験成績が初めて公開された2009年以後、一斉試験対応小学生補充授業が全国的現象になっている」として「子供たちが補充授業と塾受講の二重苦に苦しめられ休みが事実上消えている」と話した。
これに対して教科部関係者は「基礎学力が不振な生徒たちは休みを経ながら他の生徒たちとの学力格差がより大きくなるので、政府次元で各学校の状態に合うようにこれらを指導するよう促している」として「試験直前に既出問題を繰り返し解くようにするのはどうか分からないが、休み中に子供たちの成績を計ってみるために問題を解くようにするのは‘問題解答授業’ではない」と話した。
イ・ユジン記者 frog@hani.co.kr
原文: 訳J.S