原文入力:2011-01-11午前10:27:30(1165字)
忠南 機動1中隊に服務し 白血病で死亡後 殉職処理
遺族 "部隊内 暴行" 疑惑 事実に…被害者 30人余り
チョン・ジンシク記者
義務警察官として服務している間に急性白血病で亡くなった隊員が警察機動隊で先任機動警察官らから6ヶ月余りにわたり常習的に殴打と苛酷行為に苦しめられていたことが警察による調査の結果 明らかになった。
忠南地方警察庁は10日 「昨年6月に亡くなったパク・某(当時21才・上警)義務警察官の母親が提起した部隊内殴打・苛酷行為が全て事実であることが確認された」と明らかにした。
警察はパク義務警察官が忠南、牙山市、忠南の警察庁機動1中隊に配置された2009年5月から同年12月初めの間に暗記事項をきちんと覚えられないという理由で、警察バスで10回余りパク義務警察官を殴るなど常習的に暴力を振るった疑惑(暴力行為など処罰に関する法律違反)でホン・某(24才・2009年9月除隊)氏とチェ・某(23才・2010年2月除隊)氏の拘束令状を申請することにした。チョン・某(転役)氏など9人は不拘束立件した。また、パク義務警察官事件とは別にイ・某氏の胸などを拳や足で殴る蹴るした疑惑でカン・某(転役)氏など2人も不拘束立件した。部隊内殴打・苛酷行為被害者は30人余に達すると調査された。警察は当時の中隊長など幹部4人も殴打・苛酷行為を黙認・ほう助したり事後措置を正しくしなかった疑惑(職務遺棄)で不拘束立件した。
亡くなったパク義務警察官の母親キム・某(49)氏は昨年12月31日、あるインターネット ポータルサイトに「息子が無念にも軍隊であまりにも無念に落命しました」という題名の文を通じて△警察バスに連れていき理由もなしに35分間足で踏みつけ△ボイラー室に終日身動きができないよう立たせておく△一日中水一杯も飲ませない△盾で頭を打ち下ろすなど8種類の殴打・苛酷行為疑惑などを提起した。警察は去る2日、真相調査団を設け服務中の隊員と転役者、部隊幹部などを相手に調査を行った。
戦闘義務警察官の両親の会 カン・ジョンスク代表は「戦闘義務警察官らはデモ現場で悪口と殴打に苦しめられ、指揮官らは隊員に責任を押しつける職務遺棄をしている」と話した。
一方、国家人権委員会は去る6日、パク義務警察官の遺族が提起した陳情を受け付けた後、この日 忠南警察庁戦闘義務警察官たちの人権状況に対する職権調査の実施を決めた。
大田/チョン・ジンシク記者 seek16@hani.co.kr
原文: 訳J.S