慶北奉化の出身で、京東高校と漢陽大法大を出たチョン候補者は司法試験18回で検事になった。チョン候補者が国民的関心を引く人物になったのは大検察庁次長時期だ。チョン候補者は2008年8月、ハンナラ党大統領候補選挙戦の時に論難となった道谷洞土地に対し 「道谷洞土地の実際所有主が李明博候補と見る証拠はない」と話し、イ大統領を選挙戦の最大危機から救うことに決定的な役割を果たした。彼は検察が無嫌疑結論を下した‘BBK事件’も指揮した。こういう縁のためか、チョン候補者はイ大統領が当選した後 業務引継ぎ委員会に参加し法務・行政分科幹事を引き受け、2008年6月には大統領府大統領室民政首席秘書官に任命された。
彼が民政首席として在任している時は、全国を揺るがす大きな事件が相次ぎ発生した。当時、検察は盧武鉉前大統領逝去の原因となった‘パク・ヨンチャ ゲート’捜査を進めた。野党の一角では民政首席とチャン・タサロ民政1秘書官、イ・インギュ前大検察庁中央捜査部長が全て京東高校の先後輩という点を挙げ‘企画捜査’疑惑を提起した。総理室の民間人不法査察も彼が在任中に起きた。
参与連帯は昨年2月、チョン候補者を‘決して忘れてはならない検事’名簿に入れた。チョン・ヨンジュ前KBS社長、製作スタッフ、ミネルバ、ろうそく集会加担者に対する広範囲な捜査と起訴などがなされた時、検察など司正機関を総括した民政首席秘書官という点からだった。
eニュースチーム
原文: 訳J.S