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保守団体、曹渓寺乱入 乱行

https://www.hani.co.kr/arti/society/religious/455382.html

原文入力:2010-12-23午後08:36:08(1369字)

枯れ葉剤戦友会などテーブル蹴飛ばし "みな殺しだ" 暴言
仏教界‘政府系団体 前面に出した宗教差別’政府謝罪 要求

チョ・ヒョン記者、イ・スンジュン記者

大韓民国枯れ葉剤戦友会など保守団体会員たちが法会が進行中の曹渓寺境内に入り信徒らを相手に暴言を吐きテーブルを足で蹴飛ばすなどの乱暴を働いた事実が一歩遅れて知らされた。 仏教界は‘政府系団体が出た宗教差別行為’として政府の謝罪等を要求した。
曹渓寺行政局長ソンジン僧侶をはじめとする僧侶と信徒20人余りは23日ソウル、鍾路区、堅志洞、曹渓寺一柱門前で記者会見を行い 「暴れた政府系団体会員たちを処罰する一方、宗教を差別し疎通を拒否したことに対し李明博政府の謝罪を要求する」と明らかにした。

曹渓寺側の話を総合すれば、保守団体会員たちの乱行は去る22日午後、曹渓寺に信徒3000人余りが集まった中で‘冬至祈祷会’を開いた後、政府・与党の‘4大河川事業’強行とテムプルステイ予算削減などに抗議する法会が進行される間に起きた。 この日の行事は全国24教区本社と3000ヶ余りの寺刹で同時に開催された。

法会が終わる頃、軍服を着た男性7~8人が曹渓寺境内に押しかけ信徒らに 「アカども」「銃持ってこい。 こいつら皆殺しだ」 等の暴言を吐きながらテーブルを足で蹴飛ばしたと曹渓寺は明らかにした。 これらは信徒と宗務院たちが抗議し、曹渓寺の向い側に行きライトコリア、緑色全国連合など保守団体会員30人余りと共に拡声器で曹渓寺と僧侶たちを非難した後、警察の解散放送により10分後に散会した。

曹渓寺は記者会見で 「現政権と仏教界の摩擦をテムプルステイ予算削減だと見る誤った見解を正すために去る14日から‘民族文化守護のための108拝精進’をする中で、白昼に軍服に軍靴を履いたこれらの人々が乱暴を働いたことに沈痛を禁じ得ない」と明らかにした。

曹渓寺は続けて 「保守団体会員の中の1人が‘国家報勲処が動員した’と話した」として 「この言葉が事実ならば報勲処と政府に責任を問うだろう」と明らかにした。 曹渓寺は 「1980年、新軍部が仏教界浄化を掲げて仏教界を弾圧した‘10・27法難’の疑惑が解消されない中で、保守団体らの乱行が起きた」 として「政府側団体まで動員して仏教界を蔑視し国民分裂を内包する李明博政府の真正性が疑わしい」と付け加えた。

これに対し、枯れ葉剤戦友会関係者は 「我々が報勲団体と明らかにしたことを曹渓寺側が国家報勲処と誤って聞いた」 としながら「曹渓宗が政府を批判するので中に入り話そうとしたが仏教信者らが阻み立ち起きた事態」 と解明した。 報勲処は 「曹渓寺で起きた右翼団体の記者会見は関連団体の自主的な判断により進行されたもので、報勲処とは全く関係がない」と明らかにした。

一方、ソウル、鍾路警察署は 「事実関係を把握次第、捜査に入る予定」と明らかにした。

イ・スンジュン記者、チョヒョン宗教専門記者 gamja@hani.co.kr

原文: 訳J.S