本文に移動

バングラデシュ 工場‘閉じ込められた労働者ら’火災 惨事

https://www.hani.co.kr/arti/international/asiapacific/453777.html

原文入力:2010-12-15午前08:32:03(812字)
出口 施錠され屋上から飛び降り
AP "少なくとも25人死亡" 報道

チョ・ギウォン記者

バングラデシュの首都ダッカ近所にあるこの国最大の衣類輸出業者の工場で14日、火災が発生し、少なくとも16人の労働者が亡くなり100人以上が負傷したと警察が明らかにした。<AP>通信は現場を目撃した現地記者が「少なくとも25人の死体が運ばれていくのを見た」と話したと伝え、死亡者ははるかに多いと見られる。業者側が通常 出口を施錠していたために被害が増えた可能性が提起されている。

この日午後1時、ダッカ北側の産業団地 アシュルリアにあるバングラデシュ最大輸出業者のハミーム グループの11階工場で火災が発生した。ハミームは米国ブランド ギャップなどの衣類を作る業者だ。消防隊長のアブ ナイムは 「多くの労働者が建物屋上に閉じ込められている」とし、ある警察官は 「少なくとも6人が飛び降りるのを見た。労働者たちは非常ドアが閉まっていると話した」と話した。ハミーム団地には労働者1万4000人余りが仕事をしているが、火災が起こった建物では500人余りが仕事をしていると知られた。

ダッカ警察側は<AFP>通信に16人の死亡者発生を確認し、大多数も死亡者があっという間に燃え広がった火災に慌て、10階から飛び降りた人だと明らかにした。現場の警察官らは少なくとも100人余りが重傷を負ったと見られると伝えた。ある労働者は「工場側がしばしば出口に施錠しているので多くの人がまだ閉じ込められているかもしれない」と話した。

チョ・ギウォン記者 garden@hani.co.kr

原文: 訳J.S