原文入力:2010-12-10午前07:51:31(974字)
平壌で会談…両者、合意内容は明らかにせず
パク・ミンヒ記者
戴秉国中国外交担当国務委員が9日、平壌で金正日北韓国防委員長に会ったと<朝鮮中央通信>と中国官営<新華社通信>が報道した。
<新華社通信>は戴秉国国務委員と金委員長が 「中-北関係と韓半島情勢に関して率直で深みのある対話を行い、重要な共通認識に達した」と伝えた。しかし、北・中両国は具体的合意内容については明らかにしていない。この日、北京で開かれた中国外交部定例ブリーフィングで、姜瑜(チャンウィ)スポークスマンは面談の事実を確認した後 「詳しく提供する内容はない」と即答を回避した。<朝鮮中央通信>も「朝・中両国親善協力関係をより一層強固に発展させる問題と相互関心事である一連の問題に対する対話が進行された」とだけ報道した。
この日の会談には中国側からは張志軍外交部副部長、武大偉韓半島事務特別代表、艾平(アイピン)共産党対外連絡部副部長、チュウィアンピン中央外事弁公室主任、劉洪才 主北韓大使、北韓側からはカン・ソクチュ内閣副総理、キム・ヤンゴン統一戦線部長など両国の核心外交ラインが同席した。
戴秉国国務委員は8日、平壌に到着し、北韓外交を総括してきたカン・ソクチュ北韓内閣副総理とも会談した。
韓・米は先月23日北韓による延坪島砲撃以後、北韓が態度を変えるよう中国が積極的役割をしなければなければならないと圧迫してきた。戴国務委員の北韓訪問時点は去る6日、バラク・オバマ米国大統領が胡錦濤中国国家主席との電話通話を通じ、北韓に "明らかなメッセージ" を伝えることを促した直後だ。
戴国務委員は北韓軍の延坪島砲撃の4日後の先月27~28日に韓国を訪問し、李明博大統領と面談した。中国外交部は延坪島砲撃事件以後、韓半島情勢を議論するために12月上旬に6者会談首席代表らが緊急協議をしようと提案したが、韓・米はこれに対し拒否の意向を明らかにした状態だ。 キル・ユンヒョン記者
北京/パク・ミンヒ特派員 charisma@hani.co.kr
原文: 訳J.S