原文入力:2010-12-09午前08:24:43(1177字)
国防部庁舎前の建物 買い入れ後 高度制限 緩和され 16億 利益
あらかじめ知って投資したのでは 疑惑買う…ファン総長 "偶然に時期が重なった"
←ファン・ウィドン陸軍参謀総長が買った建物。朝鮮ドットコム画面キャプチャー
陸軍参謀総長が国防部庁舎の直ぐ前の建物を買った後、その建物に高度制限が解除され土地価格だけで4倍近く騰がった。該当建物は大邱湯路地など美味しい店が集まり人々の通行が多い場所にある。米軍基地の移転後、公園ができれば不動産価値は極めて高くなる場所だ。
‘朝鮮日報’によればファン・ウィドン陸軍参謀総長は2002年8月、ソウル、龍山区、漢江路1街にあるウィソン ビルを買い改築した。7億6千万ウォンは銀行から借りた。その4ヶ月後の12月、国防部はこの地域を含む龍山区地域の高度制限を95mに緩和し、これを龍山区庁に通知した。高度制限はその後も継続して緩和され、2009年12月には148mまで解除された。これによりファン総長のビルは地価が大幅に騰がった。公示地価で見積もっても買い入れ当時5億7196万ウォンから今年は21億8350万ウォンで8年間で16億ウォン余り騰がったと‘朝鮮日報’は報道した。
建物買い入れ当時、ファン総長は国防部スポークスマン(准将)であり、その後 合同参謀本部へ移った。軍内部では職責上 高度制限緩和情報をあらかじめ知って投資したのではないかとの疑惑がかなり以前から提起されてきた。‘朝鮮日報’は突然に建物を買った過程自体が疑いを買うだけのことはあるとか、高位将軍が不審な不動産を持っているということ自体が不名誉だという軍内部関係者の話を引用して報道した。
←陸軍参謀総長 ファン・ウィドン
これに対してファン総長側は 「買い入れ資金はアパートを売って用意し、借入金は建物を作るために使ったもの」として「すでに将軍進級審査過程で問題が提起され、色々な監査機関で検証した結果、‘クリア’(免責)された懸案」と‘朝鮮日報’の取材に対し説明した。「龍山区一帯の高度制限緩和は誰もが予想できる常識に近い」として「ビル買い入れと高度制限緩和時期が重なったのは偶然の一致に過ぎない」とも話した。
陸軍士官学校31期のファン総長は、国防部アメリカ政策課長、5軍団参謀長、国防部スポークスマン、ジャイトン部隊長などを経た後、2009年9月に韓米連合軍司令部副司令官に任命され大将に昇進し、2010年6月には情報兵科出身としては初めて陸軍参謀総長に上がった。
eニュースチーム
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/452850.html 訳J.S