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特別目的高校 比較優位はなかった

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/451870.html

原文入力:2010-12-02午後08:37:05(1560字)
‘数理がよくできる’外国語高校…‘英語がよくできる’科学高校

イ・ジェフン記者

16年間 検定試験成績分析…学校序列化 固まる
外国語高校 中位圏学生、一般高校へ行けば‘上位16%’

去る16年間の大学修学能力試験(修能)成績を分析した結果、外国語高校で正確に中間順位の点数をとった生徒が一般高校に行けば上位16%に該当するなど、特殊目的高校(外国語高校、科学高校、国際高校),自律型私立高(自私高)と一般高校間の学歴格差が固定化していることが明らかになった。1995年‘5・31教育改革案’以後、学校多様化政策により雨後の筍のように設立された外高などが設立趣旨とは違い‘入試名門校’として機能してきた結果と解説される。

カン・サンジン延世大教授(教育学)は2日、ソウル、中区 貞洞の韓国教育課程評価院で開かれた‘国家水準学業達成度評価と修能資料分析シンポジウム’でこういう内容を含む‘5・31教育改革以後の高校間教育格差傾向分析’論文を発表した。

論文によれば、外国語高校と一般高校の修能平均点数差異は16年間にわたり同等の水準で維持されてきた。言語領域は平均6点内外、数理と外国語は各々10点内外の格差を示した。カン教授がこれを正規分布理論により分析した結果、全体外国語高校で百分位の50に該当する生徒の検定試験成績と一般高校の上位16%に該当する生徒の検定試験成績が同じであることが分かった。

国際高が初めて卒業生を輩出した2002学年度以後、学校類型別成績を調べてみると、国際高が言語(60~63点),数理(65~69点),外国語(63~67点)の3領域で平均点数が最も高く、科学高校が言語58~62点、数理64点~69点、外国語58~63点で2番目だった。次いで外国語高校と自私高が年を経るほど国際高・科学高との格差を縮めて後に従っているが、一般高校は大きな格差で後れを取った。主要入試教科で‘国際高-科学高-外高-自私高-一般高校’順で序列ができているわけだ。

また、科学・外国語などの分野で特別に才能のある生徒たちを育てることを目標に組まれた特別目的高校の教育課程特性が検定試験成績には反映されていないと分析された。外国語高校生らの外国語成績は2006学年度まで66~59点で科学高校(71~60点)に比べ遅れをとっており、2007学年度に少しずつ上回った。国際高の生徒たちは科学高校生たちに比べ数理点数が概して高いか、あるいは同等であり、外国語高校と自私高生たちも2010学年度の数理成績が科学高校とほとんど同じだった。カン教授は「特別目的高校の教育課程の特殊性と生徒たちの関連科目成績に関連性が少ないことが分かった」とし「結局、特別目的高校生たちの優秀な検定試験成績は、高校教育課程運営の効果というよりは優秀生徒たちを募集する選抜効果」と指摘した。

論文はまた、自私高もやはり学校運営の自律性を強調した一般系学校類型だったが、結局 自律性を活用し入試名門校に成長する結果だけを招いたとし、失敗した政策だと指摘した。カン教授は「特別目的高校政策が大学入試と関連して社会葛藤の原因となっており、既存の自立型私立高が失敗したモデルであるのに学校選択を通じた教育の多様化という政策基調が変わらず、むしろ強化されている」とし「少なくとも平準化地域では自私高で生徒たちの成績を考慮せずに抽選選抜した方が良い」と明らかにした。 イ・ジェフン記者 nang@hani.co.kr

原文: 訳J.S