原文入力:2010-11-12午後10:59:09(850字)
高速艇 沈没 2日後に…任実 野山で機体 発見
クォン・ヒョクチョル記者、パク・イムグン記者
去る10日夜、海軍高速艇が漁船とぶつかり沈没したのに続き、12日午後には空軍偵察機が墜落した。2つの事故が全てG20に備えて軍が最高水準の軍事対備態勢に入った期間(10月27日~11月13日)に起きた。
空軍関係者はこの日「偵察飛行戦隊所属の事故機(RF-4C偵察機)が12日午前11時50分頃、水原基地を離陸し全州南側上空で低高度偵察訓練中、レーダーから突然消えた」として「全北、任実、雲岩面の山で偵察機の胴体とともに操縦士2人の遺体の一部を発見した」と明らかにした。事故が起きた偵察機にはキム・某(31・学軍29期)大尉とまた別のキム・某(27・空士54期)大尉が搭乗していた。この偵察機が墜落し一時 周辺10ヶ所余りで山火事が起きたが、この日午後2時頃に全て鎮火し住民の被害はなかった。
事故当時、偵察機は低空飛行し対北韓軍事情報を収集する訓練をしていたと知られた。通常RF-4Cは休戦ライン付近で対北韓情報を収集している。
RF-4Cは‘ファントム’と呼ばれるF-4戦闘機に各種高性能カメラを付けたもので、今回墜落したRF-4Cは1966年11月 米国マクドネル ダグラス社が作った後、44年間にわたり長期就役中の老朽航空機だ。同機種の偵察機が2008年4月、江原道、平昌で墜落したことがある。韓国空軍はこの偵察機を90年9月に米空軍から買い入れ使用中だ。
空軍は事故調査委員会(委員長 キム・ヨンホン空軍参謀次長)を設け、正確な事故原因を調査すると明らかにした。
クォン・ヒョクチョル記者、全州/パク・イムグン記者 nura@hani.co.kr
原文: 訳J.S