原文入力:2010-11-11午後09:20:22(1404字)
FTA議論で会談45分延長
ファン・ジュンボム記者
←イ大統領‘G2調整’主要20ヶ国(G20)首脳会議を控え11日、ソウルでは各国首脳たちの両者会談が相次ぎ開かれた。李明博大統領とバラク・オバマ米国大統領がこの日午後、大統領府で共同記者会見をしている。 キム・ポンギュ記者 bong9@hani.co.kr,AP連合ニュース
11日 大統領府で開かれた韓-米首脳会談の最大関心事であった両国自由貿易協定(FTA)再協議が妥結しなかったためか、会談後 記者会見場に入る李明博大統領とバラク・オバマ米国大統領の表情はやや固かった。
当初この日の会談は昼12時15分に始め‘30分会談→ 1時間昼食→ 30分共同記者会見’と続く予定だった。だが、会談は45分延びた1時間15分にわたり続き、昼食は30分間で短く進行され、記者会見は10分余り遅く始まった。韓-米FTA等、敏感な懸案が議論されたことにより会談が長くなったと知られた。韓-米同盟、北核など韓半島問題、ソウル主要20ヶ国(G20)首脳会議の成功的開催、気候変化と未来エネルギーなどが主要議題だったという。
会談でイ大統領が「韓国は米国のように資源が多くなく緑色成長のような未来エネルギーを子孫らに譲らなければならない」と話すや、オバマ大統領は「韓国には良い頭脳があるではないか」と話した。これに対しイ大統領が「良い頭脳が資産であることは確かだが、それを良いことに使う人もいるが、悪いことに使う人もいる」と話し、雰囲気をやわらげたと大統領府関係者が伝えた。
イ大統領は共同記者会見でも<ロイター通信>記者から「米国の量的緩和政策で韓国にホットマネー(投機資金)が流入する憂慮はないか」という質問に「そのような質問はオバマ大統領がいない時にすべきだ、一緒にいる時にすればどうするのか」と冗談を言い会見場に笑いが弾けた。
イ大統領は米国の<ウォールストリートジャーナル>記者が両首脳に「米国の人々の中には、韓国(戦争)で戦い両親が亡くなった場合もあるが、韓国の消費者と財閥が公平な経済環境を作っていると考えるか」と尋ねるや「質問された理由を理解する。ただし貿易不均衡については正確にご理解頂かねばならないようだ」と‘反論’した。イ大統領は「三星、LG、現代 製品の中の核心部品は米国製でロイヤリティーを支払っていて、韓-米貿易不均衡が1年に80億ドル程度だが米国国民はそれがとても多いと考えている」として「韓-米貿易はほとんど均等で、とても健全に行われている」と説明した。
この日の会談には韓国側からユン・ジュンヒョン企画財政部長官、キム・ソンファン外交通商部長官、キム・ジョンフン通商交渉本部長、チョン・ヨンウ大統領府外交安保首席が、米国側からはティモシ ガイトナー財務長官、ローン カーク貿易代表部(USTR)代表、トム トニロン国家安保補佐官、ジェフリー ペイド国家安保会議(NSC)選任補佐官が同席した。
ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/448253.html 訳J.S