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海軍高速艇、漁船と衝突‘沈没’

原文入力:2010-11-11午前08:47:52(960字)

コ・ナム記者、クォン・ヒョクチョル記者

←海軍高速艇衝突地点

合同参謀本部は10日、夜間警備中だった海軍高速艇が漁船と衝突し、将兵1人が亡くなり2人が失踪したと明らかにした。
合同参謀当局者はこの日 「夜10時50分頃、済州道、済州港西北方5.4マイル(9.72km)海上で海軍3艦隊所属の高速艇が漁船(270t級)と衝突した」とし「乗務補助員30人の内、28人が救助されたが この内 ノ・ガビン一等兵が後送された病院で亡くなった」と話した。失踪した将兵は下士1人と2等兵1人と知らされた。

この当局者は「事故が起きた高速艇は10日夜12時頃、半分ほどが沈んだ状態で現場には海軍高速艇とリンス ヘリコプターなどが出動し救助作業を行っている」と話した。高速艇と衝突した漁船は大きな被害がなく、事故後 済州港に帰航したことが分かった。合同参謀は「事故当時、海域の波高は2m、可視距離は3マイル(5.4km)ほどだった」とし 「正確な事故原因は調査中」と話した。

高速艇‘チャムスリ’はわが軍が自ら製作し1970年代に就役し、現在 海軍は90隻余りを保有している。156t級の高速艇は船長37m、最大速力38ノット(70.3km/s)であり、乗務補助員は30人が乗船できる。PKM,すなわち‘パトロール キラーミディアム’という言葉通り、海軍沿岸防衛の核心戦力だ。海上警備と奇襲攻撃の任務を受け持っており、30mm,40mm砲各1門と20mmバルカン砲2門を装着している。1999年1次延坪海戦と2002年2次延坪海戦の時、北韓警備艇と主に戦闘を行ったのも高速艇だった。

就役して古くなった‘チャムスリ’高速艇に代わる次期高速艇開発事業が現在進行中だ。誘導弾高速艦は高速艇に比べ対艦戦・対空戦・電子戦能力を引き上げた艦艇だ。排水量450tの誘導弾高速艦は40ノットまで速力を出せ、1隻価格が800億ウォン程度だ。コ・ナム、クォン・ヒョクチョル記者 dokko@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/448136.html 訳J.S