本文に移動

‘天安艦’指揮官 4人 刑事処罰しないことに

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/446949.html

原文入力:2010-11-04午前09:34:51(975字)
国防部、起訴猶予・不起訴… "軍の士気 考慮"

クォン・ヒョクチョル記者

国防部は天安艦事故と関連し立件したチェ・ウォンイル前艦長など指揮官4人を全て刑事処罰しないことを決めた。

国防部検察団は3日、報道資料を出し 「天安艦事件に関連し軍刑法上の戦闘準備怠慢と虚偽報告疑惑などで刑事立件されたチェ・ウォンイル前艦長(中佐)とキム・ドンシク前2艦隊司令官(少将),パク・ジョンファ前海軍作戦司令官(中将),ファン・チュンソン前合同参謀本部作戦本部長(中将)等、対象者4人を全員起訴猶予または、不起訴処分することにした」と明らかにした。

検察団は 「天安艦長と2艦隊司令官、海軍作戦司令官が平時の対潜水艦警戒を疎かにし軍刑法35条の指揮官戦闘準備怠慢罪の疑惑事実が認められた」とし「だが、北韓の攻撃という天安艦事件の本質、軍の士気と団結、今後の作戦活動に及ぼす影響などを考慮し、これらに刑事責任を消さず起訴猶予の後に懲戒委員会に回付し警戒作戦に現れた指揮責任を問うことにした」と説明した。

検察団調査結果によれば、キム・ドンシク前2艦隊司令官は天安艦が沈没した警備区域が北韓潜水艦の最短距離主要浸透路であり対潜水警戒が必ず必要なところであるにも関わらず、哨戒艦を潮流がはやく魚雷攻撃を避けることが難しいペクリョン島付近警備区域に配置し対潜水艦警戒任務をないがしろにしたということだ。

検察団はチェ・ウォンイル前艦長に対しては「北韓潜水艦艇が海軍基地から消えれば海軍指揮官は平時対潜水艦警戒指針により艦艇の機動速度を一定速度以上に維持しジグザグおよび大角度に航路を変えなければならない」とし「チェ前艦長は事故当日、午前6時43分頃 北韓サケ級潜水艇が基地で識別されないという情報を受けても対潜水警戒作戦に必要な適正速度維持を粗雑にした」と話した。

検察団はチェ前艦長が‘魚雷襲撃判断報告’を受けても、上部に報告せず虚偽報告疑惑も確認したと付け加えた。

クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr

原文: 訳J.S