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ハンナラ "改革的中道保守に綱領改定"

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/445671.html

原文入力:2010-10-26午後08:04:16(1291字)
アン・サンス代表 交渉団体 演説
"庶民~中産層 70% 福祉 実現"
政府 対北韓政策 転換提案も

イ・ジョンエ記者

アン・サンス ハンナラ党代表は26日、ハンナラ党は進歩の声も果敢に受け入れる‘改革的中道保守政党’として新たに出発するとして、こういう内容を盛り込み党の綱領を改定すると明らかにした。2002年、大統領選挙を1年後に控えイ・フェチャン当時ハンナラ党総裁が‘改革的で暖かい保守’を前面に出したことはあるが、党綱領に‘中道’を明示するとして出たのは今回が初めてだ。ハンナラ党が6・2地方選挙などで明らかになった民心離反を教訓にして2012年総選挙・大統領選挙を控え中道勢力抱きしめに出たという分析が出ている。

アン代表はこの日、国会交渉団体代表演説で「今や私たちハンナラ党は‘共によい暮らしをする社会’をパッと開くために、新しい道を模索しようと思う」とし、このように話した。彼は「市場原理を重視しながらも庶民と中産層を安定させるための改革的中道保守政策を強く実行する」として「(そのために)遅くとも来年3月初めまでに中道保守の価値を入れた仮称‘ハンナラ党改革プラン’を提示する」と付け加えた。

アン代表は改革的中道保守政策の方向に対しては「成長と分配を調和するように推進し、成長と福祉を同時に強化する」ということだと説明した。具体的には保育・養育手当て支給対象を国民全体の70%に拡大するなど 「庶民と中産層の皆にまんべんなく恩恵が戻ることができる‘70%福祉’を実現することに一層集中する」と明らかにした。彼はまた「経済が回復してもその恩恵が直ちに庶民に伝えられない珍現象が現れている」として「過去の定規とプリズムでは現在 私たちに迫る問題をさっぱりと解決できない。変わった時代のパラダイムを直視しなければならない」と話した。

強硬一辺倒の‘対北韓政策’の方向転換も促した。アン代表は「天安艦爆沈と核問題などに代表される北韓政権の侵略的形態と安保脅威はとうてい見過ごすことはできない状態だが、視角を北韓だけに固定させるのではなく、韓半島全域を合わせて東北アジアの勢力関係を考慮しなければならない」とし「今や私たちの力量に合う‘韓半島戦略’を持つ時になった」と話した。このために△核と戦争の威嚇を除去した平和な韓半島△南北が一緒に良く暮らす韓半島△自由と人権が尊重される自由な韓半島など3大戦略を提示した。特に「北韓同胞の生存権は私たちと関係がないと言えないだけに、冷徹に北韓政権と同胞とを分離し対応する知恵が必要だ」とし「全般的な対北韓政策基調に対する政府次元の慎重な検討」を要請した。アン代表のこの日の演説は大統領府とも調整を経たものと伝えられた。

イ・ジョンエ記者 hongbyul@hani.co.kr

原文: 訳J.S