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党・政・大統領官邸、キム・ドゥグァンに‘4大河川妥協’説得

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/444389.html

原文入力:2010-10-19午前08:47:36(1104字)
"事業権回収しない代わりに堰・浚渫は継続しよう"
廃棄物など折衷案提示…慶南道側‘原則論’固守

シン・スングン記者、チェ・サンウォン記者

与党が洛東江地域の4大河川事業権回収をしない代わりに建設廃棄物処理などを材料に4大河川反対意見を明らかにしたキム・ドゥグァン慶南知事に妥協を勧めていることが18日確認された。このため党・政府・大統領官邸の高位関係者らが相次ぎキム知事に会った事実も明らかになった。

ハンナラ党ウォン・ヒリョン事務総長と大統領府イ・ソンクォン市民社会秘書官は去る17日、慶南、昌原のある食堂でキム知事に会い、4大河川事業に対する協力を頼み妥協案を提示したと伝えられた。ウォン事務総長らはこの席で「慶南道が主張する堰と浚渫中断は4大河川事業自体を中断しろということなので受け入れられない」とし「だが、洛東江流域に埋められた建設廃棄物問題などは政府が出て共に解決する意志がある」と話したと伝えられた。また、ウォン事務総長は慶南道が4大河川事業に継続反対する場合、政府が事業権を回収し工事を継続するという国土海洋部の方針に対し 「一部国土部職員らが行政的な判断だけでそのような話をしたに過ぎず、政府が直ちに慶南道の事業権を回収するつもりはない」として「合理的な代案を探そう」と話したと知られた。これと関連して与党高位関係者は「大統領府も事態が破局に突き進むことを願わない」として「当分、慶南道の4大河川事業権を回収する措置はないだろう」と明らかにした。

キム知事はこれに対し「ウォン事務総長は政府と慶南道の仲裁役割をしてくれるといったが、特別な新しい提案はなかった」とし「政府が速度戦を繰り広げてはならず、相手の立場で考える姿勢を持たなければなければならないとウォン事務総長に話した」と明らかにした。

キム知事側関係者も「キム知事は今月初め、イ・ジェオ特任長官を通じて提案した‘洛東江事業調整協議会’構成に協力して欲しいと言ったし、これに対してウォン事務総長らは当然協議はするが公開的で公式的な協議は難しいのではないかと否定的態度を示した」と伝えた。

チョン・ジョンファン国土海洋部長官もまもなくキム知事に会い、慶南地域4大河川事業問題を協議する予定だ。

シン・スングン、昌原/チェ・サンウォン記者 skshin@hani.co.kr

原文: 訳J.S