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与 "集示法改定案 合意出来なければ職権上程"

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/443461.html

原文入力:2010-10-12午後07:37:03(1380字)
ハンナラ "夜間集会規制、今月中に必ず処理"
民主党 "G20口実に違憲素地の大きい法改定" 反発

ホン・ソクチェ記者、ソン・ヨンチョル記者

ハンナラ党が国会議長職権上程を通じてでも10月中に夜間集会を規制する内容の‘集会および示威に関する法律’改定案を処理するという強硬方針を明らかにした。野党は集示法改定案が違憲素地があるとし反対するという意を繰り返し明らかにし、与野党間の緊張が高まっている。

イ・グンヒョン ハンナラ党院内首席副代表は12日、国会でパク・キチュン民主党院内首席副代表に会い「主要20ヶ国(G20)首脳会議(11月11~12日)を考慮する時、集示法改定案を25日の本会議で通過させなければならないというのが党の確固たる考えであり、与野党合意にならなければ国会議長職権上程を推進してでも処理するだろう」と話した。キム・ムソン ハンナラ党院内代表も「警察がG20首脳会議の準備に万全を期そうとするなら集示法改定が必ず必要だと強力に要請している」として「(夜間集会禁止時間に関しては)過度でない範囲の中で時間を調整して処理するのが正義と考える」と明らかにした。

しかし、パク・チウォン民主党院内代表はこの日の院内対策会議で「2~3日間のG20行事のために違憲事項のある集示法改定企図に反対する」と釘を刺した。パク・キチュン院内首席副代表も「ハンナラ党が10月中に集示法を改定しようというが、絶対に聞き入れることはできない要求事項」と一蹴した。

この日、ソウル、内資洞のソウル地方警察庁舍で開かれた国会行安委のソウル警察庁国政監査でも集示法を巡り与野党間に神経戦が広がった。チャン・セファン民主党議員は「今回のG20首脳会議を念頭に置いた‘警護安全のための特別法’により警察が完ぺきな保安・警護体制を整えたと理解している」とし「首脳会議を一ヶ月先に予定された時点で特別に集示法の夜間集会禁止条項が必要だという理由は納得し難い」と話した。チャン議員は「2日間、一時的に開かれる首脳会議のために憲法裁判所が事実上違憲決定を下した法条項を生き返らせなければならないという主張は納得できない」と付け加えた。同党のムン・ハクチン議員も「G20首脳会議が労働者、庶民の自己権利主張権などを含めて全てのものを吸い込むブラックホールのようだ」として「警察資料でも去る100余日間、夜間集会で一件の騒音嘆願さえ発生したことがないことが明らかだ」と主張した。

反面、コ・フンギル ハンナラ党議員は「外国過激団体らが首脳会議期間に国内に入ってきて問題を起こす恐れがあり改定案を早く処理する計画」としながら「警察でも改定案の必要性を強力に提案してくれ」と注文した。

イ・ソンギュ ソウル警察庁長官は「首脳会議期間に警護安全特別区域外で夜間大規模屋外集会が起きた場合、警察力損失が避けられないだけに集示法改定が必要だ」と答えた。

ホン・ソクチェ、ソン・ヨンチョル記者 forchis@hani.co.kr

原文: 訳J.S