原文入力:2010-10-08午後07:24:17(1054字)
警護統制団 "今までに見られない厳正対処"
ホン・ソクチェ記者、ファン・ジュンボム記者
主要20ヶ国(G20)首脳会議期間に行事場所であるソウル 江南のコエックス近隣2～3km内では平和示威を含むすべての集会が全面禁止される。
大統領室警護処と軍・警・国家情報院などで構成された‘主要20ヶ国首脳会議警護安全統制団’(警護安全統制団・団長 キム・インジョン大統領府警護処長)は8日、大統領府付属庁舎で言論ブリーフィングを開き「主要20ヶ国首脳会議期間に暴力示威が起きる場合、今まで見られなかった方式で厳正に対処する方針」と明らかにした。
統制団がこの日明らかにした細部警護計画によれば、首脳会議が開かれるコエックス近隣2～3kmが警護安全区域に設定され、11月8日から12日まで5日間 集会・示威が制限される。また、平和的示威はコエックスから5kmほど離れた松坡区、オリンピック公園のみ許容するという方針だ。
首脳会議当日の12日0時から夜10時までは、行事場所を‘3線防火壁’で囲み一般人の出入りを全面統制することになる。各国首脳の宿舎とコエックスをはじめとする会議場も3線重複防護をする計画であり、空港から行事場所まで各国首脳が移動する道路にもヘリコプターを利用した空中統制など500m幅の警護ベルトを作る。
この他にも統制団は「ソウル首脳会議と日本、アジア太平洋経済協力体(APEC・11月13～14日)会議と連係し、国際テロ団や示威隊が共同でテロまたは示威を行う計画という諜報が手に入り、日本警護チームと共同対応する方針」と明らかにした。統制団は示威を主導する可能性がある外国人500人余りが国内団体と連係する可能性があるとし、示威前科の照会される外国人は事前に入国禁止措置を取る方針だ。今回の警護安全統制には軍警4万人余りが投入されるが、示威管理に軍の動員はしない計画だ。
キム・インジョン警護安全統制団長は「国際テロ、暴力示威に完全に対処しながらも安全核心地域と最小限の期間だけを統制し、国民不便を最小化するなど警護と国民便益を全て考慮する」と話した。
ホン・ソクチェ、ファン・ジュンボム記者 forchis＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
