原文入力:2010-10-03午後04:50:08(943字)
イ・ヨンイン記者
娘の特別採用波動で辞任したユ・ミョンファン前外交通商部長官が日本での講義日程を理由にし4日に開かれる外交通商統一委員会国政監査証人として参加しないと発表された。
3日、政府関係者の話を総合すれば、ユ・ミョンファン前長官は国会に送った欠席理由書で、今月中旬から米国、スタンフォード大学のアジア問題研究所で客員研究員資格で韓半島情勢を研究することになり、これに先立ち来る4~5日谷内正太郎 前日本外務次官の招請で日本で東京大、慶応大、早稲田大大学院生らに韓-日関係について講義する日程があると説明した。
ユ前長官はまた「先月8日、辞表が受理されたことにより本人としては心理的衝撃による健康上の問題など諸般の事情から一定期間国外に滞留することが適当と判断した」と主張した。
しかしユ前長官が日本での講義日程を理由に与野党が証人として合意した国政監査に参加しないという便りが知らされ、外交部職員らは外部に‘逃避性外遊’と見られるのではないかという憂慮の声を出している。外交部のある職員は「ユ長官の欠席で卑怯だという世論まで起きれば、外交部を二度殺す格好」とし「2年を超えて外交部首長を務めた人物として公開的に謝り、あらゆる事を抱え込んで行く姿勢を見せなければならない」と指摘した。
これと共に子供たちの外交部入部過程で特典疑惑が提起され、ユ前長官と共に4日国政監査証人に採択されたユ・ジョンハ大韓赤十字総裁とチョン・ユンチョル前監査院長も国政監査に出席しない。ユ・ジョンハ総裁は国際赤十字連盟が主催する4ヶ国会議(3~6日)に参加するため去る1日、ハイチに出国した。赤十字社関係者は「特別採用波動がある前に出席が確定していた」と説明した。チョン・ユンチョル前監査院長は病気治療を理由に国政監査欠席理由書を出し、現在米国に滞在中と伝えられた。
イ・ヨンイン記者 yyi@hani.co.kr
原文: 訳J.S